猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

仕事の話をしてみよう

僕の性格は規格に収まらない事から

仕事も長続きはしないです。とにかく制限制約されると抵抗してきたので、

自分から辞めていくか解雇されるのが関の山です。

それは良しとしています。

顎で使われたり支配下に置かれるくらいなら

いつでも辞める覚悟は出来ている。

そんな訳で長くは務まらないけどね、

イエスマンになって出世をするよりは

路頭に迷っている方が自分らしいし

自分を誇れる。

仕事人生の八割は車上です。

どうして車上を選んだのかは、この言いなりになれない性格ですね。

一人で居られる場所が車上と言う事です。

そして現役引退後の今も働いています。

理由は働かなくては食べて行けない。

これだけ自由に生きて来たんだから

生活は当然厳しいです、それもまた良しで

自分を貫き通した証拠でもあります。

 

現在の仕事は車上ではありませんが

一人になれる場所です。

車上と同じく一人で居られる事で、

対人関係を極力避けているんですね。

そうしないと長くは続けられない。

 

今の仕事は車上と違い、全くの畑違いですが

ノンストレスです。

お年寄りの施設ですが、夜間は僕一人なので

とても良い環境です。

夜勤ばかりですけど、自分には合わないかなと言う心配もありましたが、予想外にピタリと合っていました。

 

小規模な施設なので部屋数も少なく

現在は24人のお年寄りが居ます。

自分の将来の姿を見せてくれるわけだし、

自分の両親の事を思えば、大切に思いやりと優しさがあればいいだけ。

 

これまでの仕事は、その思いやりと優しさが

通用しなかっただけに、今は凄く楽です。

 

社会は思いやりや優しさの感情は職場では

使えなく。弱いものイジメが当たり前、

とろい奴や仕事出来ない奴は、みんなから

馬鹿にされたりね、やな構図。

 

しかし老人施設だと、それが必要だから

ストレス感じないのです。また職員でも無いから特に枠の中に収められる事もなく、

お年寄りと接する事が出来ます。

 

夜勤ばかりと言うのは宿直だからです

夜間職員はいません。

対処は全て宿直がしなければなりませんが、

それだけにやり甲斐もあります。

実際夜間だとトイレ介助やオムツ交換、

パット交換などがある位で

後は食事時に連れて降りたり

部屋へ連れて戻ったり

夜間は認知症の方も結構いるので

少し仮眠程度しか出来ませんが

楽しくやっています。

 

僕自身が型破りな性格なのでお年寄りには

変わった話をする奴だなと感じてると思います。

 

ただ高齢者ばかりなので、どこまで明日が訪れるかわからないので今日を精一杯生きる事を願っています。

 

昨年は三人の方が亡くなりました。

こう言う場所に務める限りは避けられない宿命だと感じています。

明日の事を考えるより

今日を精一杯生きる事を

皆さんにも願いたいと思います。

明日がいつもあるとは限らない。

 

今のところ静かな時間が流れています。

ではまた。