いつものように夜明け過ぎに出かけました。
家から出てすぐ坂道となるのですが、ニャーっとかすかに鳴き声
空耳かな? また歩き始めるとニャー、気になり少し引き返すとまた
ニャー、どうやら空耳ではない。
鳴き声の方へ近づくと段ボールがあり、その辺りから聞こえて来るようでした。
行ってみると
毛を逆立てて威嚇してくるのです、こんなにちっちゃいのにね
恐かっただろうと思います。
そしてその上には
ここで心は既に乱れてしまいました、何故ならここから至近距離に
チロさんの棲家があるからです。
チロさんには子供がいます。僕は昨日始めて目撃しました写真では黒猫のように
見えましたが最初後姿を見た時尻尾と背中はトラ模様に見えたので
お父さんはトラ猫だなと思ったものですが、今日見たのは黒猫でしたが
偶然にしても捨てられた猫だとするとどうすれば良いのか?
またチロさんの子ではないとも言い切れず、段ボールはたまたまここへ
置かれていたのか? 子猫を入れて置いたのか‥‥
チロさんなら迎えに行くはずだから帰りにまた様子を見ようと
おかあさんエリアまで行ったのですが、そこからお堂、子猫エリア、ドラさんクロさん
エリアへ回って帰るのはいつもなら何でもない時間ですが
この子猫の事が頭にこびりつき、おかあさんエリアの後の道のりが
凄く遠い距離に思えて来て、歩く気も失せてしまい
途中で切り上げたのです。
昨日見たチロさんの子
こう言う薄暗い中なので黒猫のようにも見えます
僕の目にはトラ模様でしたけどね。
それも暗がりなので自信はないですけど。
おかあさんエリアから戻る時には子猫は居ませんでした。
段ボール箱はありましたが、その後近くの方が片づけたのではないかと思います。
再度見に行くと段ボール箱がなくなっていたし、最初行った時段ボールを
ゴミ出しに行く方が居たのでついでに片づけたのではないかと思います。
捨て猫? チロさんの子?
帰りに居なくて良かったかもしれません、居ればまた一つ心に引っかかるように
なります。ダンボール箱は偶然あったとしてチロさんの子である事を願います。
猫もまた運命と言うものがあり、子猫達の運命もこれから決まった方向へと
動いて行くものだと思います。良心や好きだけでは猫の面倒は見る事は
出来ません。
運命の流れには逆らわず来る者は拒まず、去るものは追わずです。
今朝のウォーキング切り上げ前の写真です。
おかあさんは腹を満たしているわけではなく子供に食べさすために
離れるようなので、こちらでまたおかあさんにキャットフードあげています
子猫はそれも気になるようです。
まだまだ僕の手が動いたり身体が動くと向こうの草むらへ逃げ込みますが
毎日顔を合わせていれば僕も安全な生き物として迎えてくれるかも知れないですね。
おかあさんがその橋渡しになってくるでしょうね。