常々思う事は運命は決められたもので
変えることの出来ないものと言う認識です。
変える事が出来るとすれば何の苦労もないし
何の努力も必要なくなるものね。
変える事が出来ないから、今を大切に生きられるのだ。
運命とは「たられば」の無い世界
あの時、こうすれば良かった
そうしてしていればと言う過去形は
存在しないのだ。
それは家を出るのが、もう三分早ければ
もう三分遅ければと言う場合も同様に
そうはならないのだ。
運命とはそんな短い自分の時間ではなく
もっともっと気の遠くなる時間が含まれているからだ。
この人の形をした僕がこの世に存在するまでの全ての時間が含まれているからだ。
もう三分の一番近いところは、もう三分
早く生まれていればに繋がり、そこから
ずっと遡れば、宇宙発祥の時となります。
時間は僕が生きている間だけの存在ではなく
時間の始まりが原点だよね。
その途中の時間を操作なんて出来ないのだ。
運命は変えられると考えるのは
希望の事に他ならない。
今日の努力が明日に繋がると言う希望なのだ。それが叶うかどうかは運命の定めるところです。
未来は希望を与えられる時間の事でもある。
今の努力や決断は誰でもすぐにでも出来る。
でもそれは運命を変えられると言う意味ではない。
希望へ向かう手段の一つである。
与えられた僅かな人生です。 決められた
運命を大切にしましょう。
変わらない事が不幸ではありません。 変わらない不変こそ信じるに値するものとして。
日々を楽しく過ごしましょう。
