上の写真はZOOM MRS-1608と言うマルチトラックレコーダーです
先日もちょっとこの機器について触れましたが僕の趣味は音を重ねる
と言う趣味でした。
殆どバンドを組んで演奏と言う事は無くて個人的な趣味なので
本来はあまり上手ではない演奏も重ねて行く事で形にしていました。
わかりやすく言うとカラオケを自分で作りそれにボーカルを入れて
仕上げると言うのが多く、演奏だけのものもあります。
最初に言ったようにどれもこれもあまり上手ではなく
ギターも最初から最後まで通して弾けなかったりも多くそんな時に役立つのが
このような録音機でした。
あまり上手でなくても音を重ねバランスを上手く取れれば良しです。
その上手でない=下手を補うためにギターも何回か重ねたり
ボーカルも同様で何回か重ねた上でコーラスをさらにと言う具合でした。
ギター、ベース、ドラム、ボーカル、コーラスだけでも最低5回は
音を重ねる事になり音の厚さを出すためにさらに音を重ねるため
最低でも5～6回は重ねます。
その為トラック数も10トラック以上は余裕を持ちたい事から
このMRS-1608と言う機器を使っていました。
型番の数字は16トラック(実質12トラックのようなものです)
後の08は同時に録音出来る数です。
今日ジョンレノンのwomanと言う歌を一番だけ録音してみました。
過去自分で演奏して残したものがあるのですがその時の録音は
音のバランスが取れないまま(ボーカルが小さすぎて)でした。
CDでデーターは残しましたがその当時の機器は壊れてしまい
このMRS-1608では互換性が無いため没作品となりました。
再度ギターなど撮り直すだけの情熱も無いのでユーチューブにあった
カラオケを使いました。
腹立たしいのですが肺気腫、肺繊維症の影響があり大きい声は出せませんし
歌い始めは初っ端から咳き込んでしまいますが何度か咳き込んだ後からは
肺が少し柔らかくなるのか少しづつ声が出せるような感じです。
肺の運動の為にはこうして歌うのが良い影響なのかとも感じました。
思いきり声を出せないけれどどうなんでしょうね？
良いような気はするのだけれどもしかしたら肺に亀裂でも入りはしないかと
少し気にもなったりです。
均一と言うか思うようにスムーズに声が出ないので
もう少し呼吸が改善すればなと思いました。
今は一番だけですがこれも自分では納得出来ないので
また録り直さなきゃなと感じて居ます。
最後までは行けないかな？
年のせいもあり高い声が出ない為にかなり細工しています。
原音のキーだと高いのでハヤエモンと言うソフトで一音下げて
それを録音機に録音し少し低い音程で歌い、またパソコンに取り入れ
ハヤエモンで一音あげてと言う録音の仕方なので多少音質は
悪くなっているかも知れないですね。
過去アナログ時代に色々試していて技術的な事が自然に身にはつきました。
ピッチを落として元に戻すと声の密度が少し高まりまろやかになるだとか
声を二重三重に重ねると微妙にズレたりする事で声に厚みが出るだとかです。
下手隠しの技術でもあります。
何だか現在はもっと進歩して音痴まで修正出来るそうです。
その部分はどうかなと思いますけどね。
自分でカラオケを作ったりしていた時は1曲で百回以上録り直したり
していたと思います。
また出来ない部分は後からまた録り直したりするので
何日もかかったりしていました。
英語は全くうといので適当です。
入れ歯なので歌いにくく外しているので発音も出来ないようです。
73歳で上の歯が1本も残って居ないのです。
ちょっと悲しいよね。
