自然に生きる動植物を見ていると人間だけが別世界にいるようだ。
過酷な自然と一体になり地球の恩恵を個々の人が自然に受ける事が
何より大切になる日が未来の姿なのでしょう。
現在は経済が人を支配して止まないのですが千年単位で考えると
僕らはそのピークに居るだけで、現在のエネルギーの主流は化石燃料ですが
それが無くなる日を目の前にして未来を考えると原子力は危険性も多く
未来への贈り物にしては相応しくないと思います。
また現在の成長が化石燃料で成り立っていたとしたら
その時経済は崩壊するはずです。
千年単位で考えると現在は傲慢なだけの生物となっています。
地球上の全生物の上に君臨してしまい、レジャーやグルメ、遊び心だけの
生活を多くの人がしています。
他の動植物の生き方を見る時、自然と一体になっている事を感じます。
マネー経済がそれを忘れさせて傲慢になっているのが今の僕らの住む
地球です。
この星は人間の所有物ではありません。
それが解る日はそんなに遠い未来ではないでしょう。
造り出すエネルギーが無くなれば、車も飛行機もロケットもただのゴミです。
電気自動車もありますが上手く経済を回すには世界が分裂し過ぎています。
ずっと遅れた後進国だけが多少自然の恩恵と共に暮らしているくらいで
経済大国はその国々を食いつぶしながらマネーをまき散らして来ましたが
何れそれも出来ないところまで来るのは目に見えています。
その時本来の生物として人間と言う位置づけが変わる事でしょう。
生物の本来の姿は自給自足です。
密集した地域に人間がひしめき合う姿、都市の形態が異常事態だと
感じる事でしょう。
自給自足の世界観が本来の生き物の分布図ではないでしょうか？
今の技術の中で将来に役立つエネルギーは水と風と太陽光です。
それを個々の人が利用出来る程度の文明があれば十分です。
山の中でも人は生きる事が出来たはずです。
都会など無くても地産地消の産物と家族が生きるためだけの狩りで
良かった遠い過去の時代がやはり正しい生き方だったのでしょう。
何万頭の何百万羽の生き物を売りさばく必要が無くなる日も
未来の姿だと思います。
その時に照準を合わせ未来像を作りたいものです。
漁場などの争いもいらない国と国の線も引くことの無い世界が
理想の未来です。
文明とマネーに依って世界は広がったのですが、それがなかった時代に
何れ逆戻りするのです。
飛行機も飛べない車も走らない時代ですね。
自分が住んでいる地域から遠く遠く行く事も無い時代です。
身の回りに存在する動植物が生きる糧だった時代、冷蔵庫も無い時代
せいぜい保存食料は鶏のようなものやうさぎイノシシ程度が
生きたまま保存できる食料だった事でしょう。
エネルギーが無くなる日、それを身に染みて感じる事でしょう。
またマネーの本来の使い方もその時解かる事でしょう。
もし技術を後世に残すのなら水と風と太陽光です。
動植物が生きる為の三つの宝ですね。
マネーの流動は儲ける為ではなく人類が滅亡しないための
四つ目の宝として未来へ最低限の技術を残す為だけに使いたいものです。
そうね、獲物は個々の人が一生懸命山や川、海や野原で獲るだけです。
仕事？ それが生物の仕事でしょ？
今あなたや僕がしている仕事はさされているだけのつまらないものです。
