今は姿を見なくなったまろさんの出会いも4兄弟と出会って間もない頃でした。
初めて見たのは近所の猫エリアですが特に意識もしていなくて
ただの白黒猫さんがいるなあ程度でした。
後にお堂付近で遠くから4兄弟を見つめる白黒猫さんが居たのです
この時はまだ近所の猫エリアで見た白黒猫さんと言う認識はなく見た事ない猫が
来ているな程度でした。
何度か目撃するうちにそれまで撮った写真と見比べてお堂に来る白黒猫と
近所の猫エリアの白黒猫が同一の猫さんだとわかったのです。
その当時の4兄弟です
まろさんの名はまだまだ後に呼ぶようになりました。
その当時は不細工な白黒猫がおるでと言う位置づけでした。
いつしか距離が縮まり
近づけば側溝へ逃げ込む猫さんでした。
たぶん仲良くなりたいとは思っていたのだと思います。
4兄弟は畑のおじさんや僕に可愛がられ毎日キャットフードを食べていて
まろさんもそうなりたいなと思った事でしょう。
すぐ逃げるので側溝に逃げ込んでも出口へキャットフード置いて下がると
食べに出て来ていました。
それがずっと続きましたね、いつしか出て来るようになりましたが警戒心は
強かったですね。
この時点でもお堂から行こうとする動作見ると側溝へ逃げ込んで居ました。
4兄弟にキャットフード与えて立ち去ろうとするとこの白黒さんがズカズカと
4兄弟に近づき4兄弟は逃げようとするそんな感じからこの白黒猫は
おやぶんと呼ぶようになりました。
ある時こんなシチュエーションがありました。
この日からどくちゃんはまろさんがお堂に来ると逃げ出し道路の脇で近寄る事すら
出来なくなりました。
おにいちゃんは気が強くおやぶんが来ると逃げ腰にはなってもどくちゃんのように
逃げ出す事は無く唸り声をあげたりでした。
このお堂で休憩していると近所の猫エリアのおじさんが通りかかり
おやぶんを見て、ありゃ、こんなところに来とると僕に話しかけ
名前をまろと呼んだ事から、似合わないけれどまろさんと呼ぶようになりました。
来始めた頃のまろさんの頭は茶色っぽい毛でしたが毎日来て牛乳飲むからか
次第に茶色が黒くなりました。
二年かかってやっと付いて歩くようになったまろさん
それでも撫ぜようとすると猫パンチ出しそうなくらい警戒心は強い猫さんでした。
食べている時は問題なく触ったり撫ぜたり出来ていました。
何も無い時に撫ぜる事が出来たのは数度かな?
ちょっと我に返ると猫パンチですが威嚇程度の軽いものでした。
お堂から4兄弟のおかあさんエリアまで付いて来たり
4兄弟のおかあさんエリアからお堂までも付いて来るようになったのは
驚きでした。
そのまろさんもいつしかどくちゃんと立場が逆転していました。
いつしか弱い立場になっていてまろさんも僕に付いて歩くような猫さんに
なっていたのかな?
最後に見たまろさんは今見ると年老いて弱弱しく見えてしまいます
その時は普通に見ていたのですが最後に写した写真は‥‥。
さて今日の猫さんロード 夕方少し小降りなので傘をさして歩きましたが
歩く内にまた雨足が強くなったりで殆ど猫さんと会えませんでした。
カメラの設定を変え、光量不足を補いました。
小猫エリアでは小屋から
昼間もよく雨が降ったので外の猫さんはそれぞれ雨を凌げる場所で
すごしているのでしょうね。