初めて出会ったまろさんは近所の猫さんの居るエリアでした
個別な認識は全く出来て居ない頃なのでこの写真が「まろさん」なんて
今のような認識はなく、ただの白黒猫が居たって程度です。
ずっと後になり顔が覚えられるようになった頃にこの写真と見比べて
なんだこの猫は「まろさん」だったのかと言うものです。
この時から大分時間を経て、僕が4兄弟と仲良くなって毎日お堂で遊ぶようになって
見慣れない変な猫が居るなあと思ったのが次の写真です
初めて見た近所の白黒猫の事なんて特に覚えてもいなくて4兄弟を遠巻きに
見ている猫と言う感じで、近くへ行こうとすると逃げるので上のような写真しか
撮れていませんでした。
その距離が段々縮まり、お堂そばの側溝に潜むようになりました。
4兄弟はお堂でいつもキッャトフード食べているので食べたいだろうなと思い
すぐ逃げるので側溝の入り口にキャットフードを少し置きお堂へ戻ると
出て来て食べていましたが行くとまた側溝の奥への繰り返し
そして
こうして側溝の外へは出てきますが近づくと逃げ込むの繰り返しがずっと
続きました。
頭の毛が少し茶色っぽいのが特徴でしたがキャットフードを食べたり牛乳与えたり
しているせいかその色は段々黒に変わってきました。
餌や牛乳を置いて僕が離れるとこうして警戒心だけの眼で僕を監視しながら
飲んだり食べたりでした。
こうしてある程度近づくようになってくると4兄弟そのものは
まろさんから遠ざかって威嚇声をあげたりでしたね。
とくにどくちゃんはまろさんがお堂に近づくと一番に逃げて居ました
お堂近くにまろさんが来るようになって半年以上経っても
でも近づくと側溝へダッシュです。
こんな馴れない猫のまろさん、まろさんが来るとお堂の4兄弟が逃げ出して
居た頃からすっとまろさんを「親分」と呼んでいたのです。
まろさんに改名したのはここを通りかかる近くの猫エリアのおじさんと
知り合ってからの事でした。
そのおじさんと話をするようになってからたまたまろさんが居たら
そのおじさんが「ありゃ、お前こんなところに来とるんか」と言う
話から、聞いてみるとこいつはうちのところに来て喧嘩ばっかりしよる
そんな事で名前は何か付けているかと尋ねると「まろ」と聞いた事で
その日を境に「まろ」と呼ぶようになったのです。
やはり向こうでも親分って感じがあり黒猫のポスとよく張り合っていたそうです。
「まろ」と言うにはほど遠い感じの猫ですが、呼び馴れた名前の方が
少しは耳障りが良いだろうと「まろさん」が通り名となり
今ではまろさんを知る人はみんな「まろ」と呼ぶようになりました。
野良猫達は飼い猫よりは名前の自覚は無いとは思います。
それぞれの人がそれぞれの名前を付けている事で名前よりは
声をかけているな程度だと思います。
まろさんも頭の茶色の白黒だったりヨゴレだったり恐そうな白黒だったり
色々な表現で語られています。
まろさんと出会ってからは2年以上になりますが特に距離が縮まったのは
この半年で付いてくるようになったのはまだ2~3ヵ月です。
でも他の猫さんとは違い普通に触る事は出来ません。
他の猫さんの懐き方が100%だとすると
まろさんは60~70%程度でしょうか?
不用意に手を出すと攻撃受けます。
でも撫ぜたりするのは僕だけだと思います。
近くの猫エリアの名付け親も馴れない猫だと言っていましたし
餌遣りの人も餌を食べている時は警戒心強いから触らない様にしているとの
事でしたが僕が色々な猫さんに接して見ると
餌を食べている時が触れるチャンスなのです。
餌に集中している時は警戒もしていますが半分心を開いていたら
触れるのです。
時間をかけてこちらを覚えて貰い猫さんがはっきり認識するようになれば
食事長に触れるってことでもあります。
例え近づいて来る猫さんでも向こうが認識していないと
とても触るのは危険です。
現在のまろさんは以前のように距離を持つ事は無く
僕の姿が目に入れば草むらからでも鳴き声で知らせてくるようになりました。
食事中は自由に触る事が出来るようになりました
いつか横に座り撫ぜさせてくれるようになったらいいなと思います。
以前は厚手の革手袋を猫パンチ受ける事を前提に触っていましたが
今は素手です。
先日軽い猫パンチで引っ搔かれましたが以前のような
ストレートでは無くジャブ程度でした。
今日は一匹オオカミのようなまろさんを紹介しました。
野良猫で生まれ色々な経験して来た猫さんだと思います
僕の妻がオカルト猫みたいって表現するくらいだから
普通の人が見て「かわいい~」って近づく猫さんでは無い事は確かです。