猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

今日の夕方の事です

妻を迎えに行き帰りに猫さんロードに寄ってみました。

猫があまり好きでない畑のおばさんも居ました。

猫が好きな畑のおばさんも居ました。また散歩している主婦も居ました。

また駐車場にも車が止まっていた事から妻と娘は車から降りる事をためらい

車の中で待機していました。

猫に餌をやる事を注意されたりするのも嫌なのでしょう。

この駐車場付近はクロさんやドラさん、時にまろさんや子猫エリアの猫さんが

いる事もあります。

僕が降りるとさっそくチビさんとドラさんが出て来たので

階段のところに座ると目の前を散歩の主婦が通り過ぎ

僕がキャットフードを少しづつチビさんドラさん与えていたところ

通り過ぎた主婦が後戻りして来ました。

妻と娘は餌遣りを注意しに来たのだとハラハラしていたそうです。

その主婦は「お久しぶりです」と声をかけて来たのです

以前猫さんの話をした事のある主婦でした。

一度は通り過ぎたのだけれど僕が猫に話しかけているのを見て

前に話をした人だと解ったようです。

僕は最近はクロさんを見ていません。

その主婦も毎日餌を持って来ているそうです。そしてここ4~5日

クロさんが見えないので大変心配をしていたとの事でした。

でも心配は要らないと思いますよとこれまでの経緯を話てあげると

安堵したようです。

このドラさんエリアは現在クロさんも仲間には入っていますが

何故か兄のどくちゃんそしてまろさんはクロさんを目の敵にしていて

特にクロさんにはそれが強く出るのです。

確かにクロさんは最近この付近にはいますが完全定住ではないのです。

安住出来る場所の一つとしたいのですが時に追われたり

襲われたりするのでどくちゃんやまろさんの顔色伺いながら

出入りしているので時々行方不明になり下の神社や山の上に行ったりです

神社に行くと兄であるおにいちゃんに追いかけられたリ

落ち着ける場所が定まっていないのです。

神社と此処には畑のおじさんと僕や他の人がキャットフード持って

来る事はわかっていますから行方不明になってもまた戻ってくるはずです。

これまでも一週間~三週間くらいは行方不明になってています。

民家付近でも優しい方が見つかれば戻って来ないと思いますが

渡る世間は人間同様厳しいものです。

誰かが家に入れない限りまた戻って来ます。

凄く人に懐く猫さんなので戻らないとみんな誰かが連れて帰ったのではと

考えたり、事故や病気を心配したりです。

野良猫さんにそう言う思いを抱く人に心の悪い人は居ません。

一般の人よりは気持ちの優しい方が殆どです。

この主婦も色々心配していたようで僕と話をする事で

納得され安心したようです。

妻と娘も車の中からお父さん何か言われているのでは?と思ったそうですが

話す顔の表情を見てそうでない事が分かったようです。

 

生き物が好きか嫌いかの見分け方は

人間関係にも現れるものです。

生き物を毛嫌いする人は人間に対しても同様だと思っています。

ハートの問題です。

僕も施設に勤めて暴言も吐いたりしますがその裏にあるものは

思いやりと優しさの心です。

それを多くのお年寄りは感じていると思います。

 

近所には片寄った猫好きが居ますがそれは生き物が好きなのではなく

特定の猫が好きであり特定の猫だけ可愛がる片寄った人です。

我が家のペットだけが可愛い我が家の子だけが可愛い

そんなタイプですね。

僕らは生き物が好きなのです。

妻が言っていました、近所の猫好きの人は自分に懐いた猫だけが可愛くて

その猫をいじめる猫は嫌いなのです。

いじめると石を持ってうちの家まで追いかけて「猫がきませんでした?」

話になりませんね。猫好きではないですね。

 

毎日猫さんロードに通って時には猫同士の喧嘩もありますし

どくちゃんがクロさんやチビさんに襲いかかったりもします。

それはそれで猫さんにも言い分があるだろうし生きて行くために必要な

事でもあると思います。

目の前でやりそうになった時は制止はしますけどね

 

僕らとは全て価値観が違うので生き抜くためのエリア確保や

縄張りなど不動産や通したりするわけでもなく人間の様に常識や

しきたりは無いので全て自分で居場所を開拓するしか無いのです。

追われるのも当たり前、追うのも当たり前

人間の様な無駄な争いはありません。

猫自体の力の範囲だけでみんな精いっぱい生きているだけです。

 

これまで生き物好きな方と何人か話をする機会がありましたが

心の温かい人ばかりです。