猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

4~5日前の事だけど‥‥‥ 仕事の話

仕事はとある老人施設の宿直をやっているのですが

一人のばあさんに嫌われました(笑)

それはそれでいいんですけどね

僕は矛盾する話には抵抗があるのです

事の起こりは夜八時過ぎの事、ばあさんがやって来て

隣の部屋の入居者が電気のスイッチを入れたり切ったり

何度もするので辞めさせて欲しいと言う訴えでした。

いつからかは知らないけれど朝も晩もカチャカチャやっていて

イライラして頭がおかしくなりそうだとの事でした。

注意する事は簡単なんだけど、それだけでいいのかな?

毎日顔合わすのに僕を迂回してそれを伝えるより

「コミニュケーション取るためにも、直接角の立たない言葉で

伝えたらどうですか?」と提言したのですが

「あんな頭のおかしい人とは口も聞きたくない」でした。

また「言っても五分もすれば聞いた事忘れるような人」と決めつけたのです。

僕の頭は即回転しました。

「すぐ忘れるような人なら僕が言う必要もないよね、それならその人の

部屋を変えて貰った方がいい、耳の不自由な人も居るから

そちらへ変わる方がいいと思うよ、まあ一応注意だけはします」

この間20分位でした。

 

隣の入居者にスイッチの入れ切れをどうしてするのか理由を聞いた後

リモコンの操作を教え、スイッチでの入り切れをしないようにしましょうと

話はついたのですが、その時点で訴えて来たばあさんは僕の対応に

不満爆発したのでしょう。

他の数人と迷惑なくらい大きな声で色々言ってました。

スイッチの入り切れ以上の大きな話声です。

 

他の入居者も翌朝、昨日の晩は何事かあったんですか?や

私の悪口でも言われていたのではないかと心配していたくらいです。

 

結局僕の対応が悪い、遅いと言う不満だったようです。

僕にしてはどうかと思いました。

隣の入居者そのものを嫌っているだけの事で

口を聞きたくないから僕に振ったのでしょうが

大切なのはコミニュケーションのはず

それ無しで注意受けたら気まずいだけの事になるよね。

 

朝は毎日、バイタル測定と言って血圧など計るのですが

そのばあさん僕が行くと「私はいいです!!他の人に計ってもらいます!!」

ハハハたまげたね、このごつい神経、その翌日も拒否されました。

他の入居者がこの事であの人は一生忘れないと言ってたそうですから

たぶん二度と僕がバイタル測定する事はないでしょう。

仕事が軽減されたと思った方がいいですね。

 

ばあさん頭がしっかりしているだけに認知症の方など見下げているし

自分がもっと先どうなるか考えてはいないでしょうね。

施設では頭のしっかりした人は認知症や弱い方を馬鹿にする傾向があります。

また自分より健康な方も忌み嫌う傾向があります。

 

僕らに大切なのは思いやりと優しさです。また人にとって

大切なのも思いやりと優しさです。

例え認知症になったとしても

身体が不自由になったとしても

元々思いやりや優しさを持ち合わせた老人は

どこまで行っても可愛らしくトゲはありません。

 

それの持ち合わせていないお年寄りは

冷たい言葉を浴びせています。

いつかそれは自分に返ってくると思います。

 

あの人たちはまともじゃないからと言うお年寄りこそ

僕から見たらまともじゃないのです。

酷い人は

あの人達を入居させていいのか?

こんな言葉さえ出て来ます。

 

反対でしょ、だからこそ此処にいるんじゃないか

あなた達こそそこまでしっかりしているのなら

家族と共に暮らすべきでしょと言いたいけどね。

手に余るから此処に居る事忘れないでよ。