猫さんロードの猫さん達も新しい顔、古い顔、消えゆく顔、様々です。
去年の今日
今年の今日
雪景色の府中町にある呉娑々宇山
呉娑々宇山
今から56年前にこの呉娑々宇山の頂上へ登りました。
この景色と同じよう大晦日の日でした。
僕は友人の家に泊りに行っていたので薄着のまま、素足に運動靴、素肌にセーター一枚
今考えると無謀なだけの山登り、そもそも行く予定などありませんでしたが
別の友人から初日の出を見に行こうとの声がかかり予定外の山登り
中腹から雪が積もっていてそれでも勢いで登りました。日の出に間に合わないと
途中から駆け足、汗びっしょり、登った瞬間から寒さが襲い汗をかいた身体は
急速に冷え、素肌の運動靴の足は雪に埋もれ濡れた素足の感覚まで奪い
日の出どころの状態ではなく日の出の記憶さえありません。
ただただ早く降りなければだけの記憶だけで歯はガチガチと鳴り続け
やっとの思いで友人の家に辿り付いた時は意識朦朧、その中で友人の
両親がぬるま湯の風呂に浸かれと毛布に包んで風呂場へと
そこでやっと我に返った、息を吹き返したそんな感じでした。
一つ間違えば凍死寸前ですね。低体温そのもの。