猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

夢の不思議

毎年お盆が来ると思い出すのは日航ジャンボ機の悲惨な事故です

背景は違うのですが直前に見た夢が鮮やかなカラーの夢

尾翼が吹っ飛んで白煙が見え墜落した夢です、まるで予知夢です。

翌日盆休みに入るので帰省する人もいて、飛行機事故の夢を見たので

飛行機で帰らない方がいいよと営業の仲間に伝えると新幹線で帰ると言うので

安心しました。

僕は飛行機に乗る事は一生あり得ない人間です。

何故ならみんなと違う価値観だからです。

飛行機は飛ぶ物でなく落ちる物と言う認識なので

そんなものに乗る事はあり得ないと言う事です。

夢には色々お世話にもなりました。

グループ作業で難問を抱えた時、その解決法は大体夢の中で解決するのです。

どうすれば上手く行くのか?そればかり頭に思い浮かべ寝ると

何故かすんなりと答えが出て来たりです。

それは若い頃の脳神経の敏感さではないかと思います。

二十歳前までは見たい夢も見れていたし、続きの夢もコントロール

出来ていました。

また不思議な夢もありました。

宝くじの一等の数字がピタリと並んだ夢です

残念ながら組番号は夢の中には出ませんでした。

しかしそれがどこで売られているのかもわからないので

自分があたるわけでもなく意味の無い事だけど

夢から覚めた時メモした6桁がその週の新聞に載っていた時はさすがに

この現象は予知夢のようなものなのかと我ながら驚いたものです。

 

自分の想像力から来るものか偶然なのかわかりませんが

時間の進む方向の一部を垣間見て居るのかそれは定かではありませんが

人間の脳にはと言うか生命と言うものはどこかでみんな

繋がっているのかも知れませんね。

時間も含め宇宙全体の一部である生命体も時折悪さをするのかも知れないね。

 

母が亡くなった後49日まで毎晩夜中二時になると目が覚めていました。

信仰心など全くもって僕には無いので。

一般常識の49日を体内時計が報せただけかも知れません。

また母が亡くなった後、僕を含めた三兄弟が同じ夢を見た事があります。

もしかしたら兄弟で電波の様なものが行き来したのかも知れません。

不思議と言えば不思議だけど宇宙の一部ならどこかで繋がっているので

これも当たり前の事かも知れません。

 

父の亡くなった後にも不思議がありました。

亡くなって落ち着いてからしばらくして引っ越ししたのですが

その家で妻が誰も居ないのに畳を歩く音がすると言ったのです。

僕はあんたの空耳だろと相手にもしなかったのですが

子供達も俺も一人の時、私も一人の時と同様の話が出たのです。

信仰心も霊なども僕は信じる事はありません。

 

ある日僕が一人きりの時、畳の上を歩くような音を聞いてしまったのです。

この事か!と思い音のする方を振り向きました。

瞬間黒いズボンの裾当たり黒い靴下がスッと最後の一歩のように

ふすまから消えたのです。

 

妻が帰って来た時尋ねてみました。

足音がした時何が見えた?

僕と同じ物でした。

解釈はどうにでも出来ます。

足音に足は連想出来るよね

足音でオートバイや飛行機など見えるわけないもんね

単純明快に考えればやはりどこかで繋がったものが

連鎖していると考えた方が無難です。

 

僕が見た時間に姉の家でも不思議がありました。

玄関を開ける音がしたので息子が玄関へ行った瞬間

強烈な睡魔で玄関に倒れ込み後の記憶はなく母が戻りびっくりして

あんたどうしたんと尋ねたそうです、すると息子は先ほどの

説明をしたそうです。母は母で倒れ込んだ息子を見て青ざめたそうです。

 

僕の家の話と姉の家の話を総合すると

僕は霊と言うのがもし居てもみんなが言うような忌まわしいものではなく

どこかで繋がったものが一時的に現れただけ

それを霊と言うのなら引越し先に親父が現れ

姉の家にも現れた、なんの矛盾も見えません。

宇宙はみんな繋がっていて一つなんだから

時にはそれが交差したり何らかの現象が起きてもそれは

不思議とか霊だとか関係なく当たり前の時間の中の

当たり前の時間の出来事であります。

 

宝くじもそうだけど毎回誰かが当たっているのです

未来は見えないけれど極当たり前に当たるだけです

その運の行く先に居る人がただ当たるだけで

この世に本当の不思議などありません。

 

40代過ぎてから夢は殆ど見ません、実際は見て居るのだけど

忘れてしまうので記憶に残る夢は無くなりましたね

もう神経回路が鈍感で夢見て記憶するだけのものは

無いのでしょう。

 

飛行機を飛ぶ物として捉える方が羨ましい

落ちて当然の鉄の塊に身を預ける人は尊敬します。