今は家猫になったチロさんですが、事の起こりは僕のプロフィール写真になっている
猫さんデビくん
猫さんロードから帰る時に自宅付近で見かけた猫さんです
猫さんロードで持ち歩くキャットフードを少しあげたのが裏猫との関わるきっかけと
なりました。それは2017年11月の事でした。
デビくんは攻撃的で猫パンチで何度か怪我をさされましたが自宅の前でキャットフードをあげている内にとてもよく懐くようになりましたが、年が明けて2018年3月に
突然消えたように来なくなり、いつ戻っても良い様に自宅裏に餌場を設置したのです。
結局来る事はなかったのですが裏には色々な猫さんが出入りしていました。
その中の一匹がチロさんです、ずっと白グレさんと呼んでいました。
始めて裏の餌場に来たのは一年近く前2018年11月でした。
ウェブカメラで捉えた映像では白とグレー色だったので白グレさんと名付けました。
そしてデジカメで初めて捉えたのは年が明けた2019年三月でした。
2018年3月のチロさん（白グレさん）
その内、勝手口近くをウロウロするようになり表でキャットフードを与えたり
するようになりました。
今日までのチロさんの色々
5月ごろには目ヤニべっとりだったり背中にはダニに食われたのか
剥げて体液が滲みだしたりもありました。
目が直りかけたら今度は顔がむくみ、腫れですかね、時期的にムカデに
やられたのかも知れませんね。
やっと腫れが弾き始めるとまた、目がぶり返す
こう言う場面を色々見て来ました。自分で引っ搔いたり猫同士だったり
どこかでばい菌もらったりするのでしょうね。
そして治った頃の写真
この頃には僕らが出かけている時は勝手口で待つようになっていました。
チロさんが家に入り込むようになったのは今年6月でした。
この時は勝手口で待っていてすぐ近くの人が見ていたので外で堂々と餌遣りも
クレームの元になると思い、扉を開いたら気を利かしたのか心が既に溶けたのか
何も言わず入り込んで来ました。
この日を境に扉を開けると僕らより先に入ると言う感じで
それは近所の人にも見られていました。
この頃にはもう家にあげ家猫にした方がチロさんのためにもいいかなと
家族も含めそう感じていました。
そしてお腹が大きい事に気付いたのです。
これは単純に家猫と言うわけにも行かないのでお産が済んだ後
チロさんの意思を確かめてから野生のままにするか家猫にするかは
チロさんの意思を待とうと言う流れでした。
産まれた後、子猫を連れて来るようになって子猫も懐くようだったら
親子一緒に家に入れよう。
それは家族で話し合うものでもなく暗黙の了解のようなもので
以心伝心感じるものがありました。
ひと月半後、生まれた場所からうちの前の側溝に引っ越して来ました。
後は流れに任すだけ。
子猫が懐かなければ親離れした後チロさんだけの意思
懐けば親子共々です。
悲しいかな引っ越して来て僅か一週間で子猫は3匹とも消えてしまいました。
キツネの仕業では無いかとは思っているのですが
3匹同時に消えると言うのに腑に落ちない気持ちもまだあります。
餌場を撤去しウェブカメラを側溝へ向け設置しました。
その日から子猫は捉えていないのです。
つまり前日からカメラを取り付けるまでの間に消えているのです。
もう一日カメラを早く移動させていれば出て行った後、返って来ないや
誰かが連れ去ったとか何か掴めたはずですが
たまたま居なくなった日にキツネ三匹僕が目撃したので
結び付けキツネにやられたんだと納得させているわけですが
同時に三匹となると多少疑問が残るのです。
動物管理局や誰かが捕獲出来ない事は無い場所なので
それもまだ捨てきれてはいません。側溝は片側はどん詰まりで入る場所は
隙間からですがそこは猫が入れる程度の隙間です。
そこを塞げば出口は一か所なので猫の嫌う匂いや撃退スプレーで
追い込めば出口は一つなので捕獲は容易だと思います。
猫と子猫の存在は近所の人も知る所です。
最近チロさんのお産場所のアパートの人と話をする機会があり少し救われました。
その人が最近子猫を見なくなったどうしているんでしょうねと言いました。
そして親猫も見なくなったと言うので事情を説明し子猫が居なくなり
3日間親猫がずっと待ち続けるようで側溝から離れないので
僕が家に入れたと話すと、「良かった、実は親猫に時々餌をあげていたけど
見えなくなったので管理局か何かに通報され連れて行かれたのかと思っていました。
じゃあ家にいるんですね、本当によかったぁ」
凄い救われた気持ちと、猫の事を可愛がり餌も与えてくれていたと言う事で
僕も家族も安堵しました。
娘が以前言ってました。
アパートの一軒の家の人の車が戻るとチロさんが走って行ったと言っていて
この話をすると、やっぱりね、そうだと思ったと言ってました。
僕らの車の音を聞いた時のチロさんの行動を娘は言ってたのです。
あそこの人餌をあげているかも知れないよって。
これが正常な心の持ち主だと思います。
さてチロさん
家猫になった日
そして現在です
チロさんのbefore after
こうして家猫になるのも運命だと思います
少し流れが違えばまた違うワールドが広がるのだと思います。
