近年、ベッドタウンと呼ばれるような街に近い山など造成したりしますが
僕の町もそのような住宅街があります。元々繋がっていた山々が分断され
残っています。
そこには以前はタヌキやキツネ、イノシシ、ウサギ、猿等もいましたが猿の多くは
高い山からその裏側等に逃げて時折降りてくるくらいです。
タヌキやキツネ、イノシシ等は取り残された状態で狭い範囲だけで
生き残っていますが数は少ないです。周りが住宅街や道路なので
大した獲物は恐らく居ないと思います。
せいぜい野ネズミくらいなのでしょう。
野生の子猫が居なくなるのも恐らくキツネなどの餌食になるのでしょうね。
山々が昔のように繋がっていれば、移動しながら猟場を変えて行くのでしょうが
上空からの状態を見ればやはり狭い範囲で今日を生きるため獲物を求めて
うろついていると思います。
町の地図です
キツネがよく現れるところは黄色く囲っています。
猫エリアは赤丸ですが、一部の居付いた猫さん以外は
結構足を伸ばしていて子猫もまた生後3か月ともなると冒険し始めるので
ある程度身体が大きくならないとキツネに対抗出来ないと思います。
造成する時に山の一部は残してトンネルなどにする事で
獣道の様な部分を作っておかないと小さな小山から新たな猟場へと移動が出来ませんね。ダムで堰止め魚が分断されるのと同様ですね。
十分な魚道が無い限り魚もまた生態系が変わらざるを得ません。
広い道路は有料道路へとつ繋がるのですが、ここでもまた、分断による
町の神社が犠牲になっています。
有料道路が出来るまでは地域の祭りもあった場所です。
他の神社に合祀したとは思いますが、参道まで失くし行くに難しいくらいに
なっているのが現状です。
町の神社を回って見ると結構消えてしまっています。
埋め立てや道路が出来るために合祀。
別に僕は信仰心なんてないのでどうでもいいんですけどね
人の気持ち位は考えろって事です。
地域の人のお祭りなどそれぞれであったものも道路や造成、埋め立ての為なら
そんな事どうでもいいわい工事は辞めて欲しいね。
しかしキツネ君もあの狭い小山でよく生き延びているものだ。
繁殖も難しいだろうに‥‥。
生き延びるために猫さんもある程度犠牲になるのは仕方ないでしょう。
みんな一生懸命なんだものね。
陸の孤島は全国にいくらでもあると思います。
僕らは日本と言う孤島にいるしね。
自由にどこでも行けそうで勝手に行く事は出来ない。
地球はそれぞれの国が線を引いてみんな孤島だよ。