猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

ヌートリア 外来種等

今から50年以上前に広島の河川にヌートリアが沢山いました

当時はそれは珍しい生き物としてニュースで流れる程度でしたが

現在は外来種の悪者として扱われています。

僕の価値観では環境に適応する場所にどんな生物植物が生息しても

それは良い事だと思っています。

特に自然の流れの中で繁殖した場合はね、そうでなくても

人為的に移動させ繁殖したとしても、それを悪のように触れ回るのは

如何なものかと思います。

外来種の生物植物は人間の手によって世界へ散りばめたようなものです

自分達の行為によって色々な動植物が本来の生息地から

環境に適応する場所で生き延びているわけです。

その筆頭が人間に他なりません。

その動植物が繁殖して害を及ぼすだけのように垂れ流す風潮は

愚かな話ではないでしょうか。

ペットを見ても外来種の方が多いではないのでしょうか

また植物に於いてもそれは顕著に現れています。

移動さえさせなければその繁殖は自然の流れに寄って

少しずつ広がって行くのが普通です。

移動させた場所で繁殖する事は悪い事では無く

生物にとっては住み慣れた元の場所よりもっと良い環境かも知れないし

生きる為に必死に環境に適応しようと

しているのかも知れません。

人間だけは他の生き物と違いマネーと言うとんでもない形式で

生存しています。

その形式から見ると外来生物がマネーの形態を害するので

悪者となるだけであります。

同じ魚でもブラックバスなど悪者にされています。

ヌートリアなどもそれと同様に悪者とされています。

他の動植物はマネーとは縁がありません。

野良猫などが排除され外来種が重宝されるのもマネーの形式が

あるからです。

人間だってこいつは銭にならんと言うと排除されてしまいます。

生きる事の意味がマネーによって変えられてしまっています。

金にならず害を及ぼす害だけが取り上げられています。

同じ星に生きる者は生きる権利があります。

最低限マネーと言う物差しは捨てて命の在り方を

考えて欲しいものです。


ヌートリア