まろさんは当初おやぶんと呼んでいました。
４兄弟のところへよく姿を現し、４兄弟はみんなまろさんが苦手で
まろさんが来ると逃げていました。それでおやぶんと呼んでいたのです。
初めてまろさんを見たのは近くの猫エリアで、その時はただの白黒猫として
シャッター切ったのが、これです
まだまろさんの認識もなく、いつも行くお堂近くにも来ていましたが
この猫さんだとの認識もありませんでした。
後に写真を見返してこの猫さんだったのかと言うくらいのものでした。
少しずつ近くに来るようになりました。
近づくと後ろへ逃げ込む、後ろは四方囲まれたトンネル状になっているのです。
そして現在のドラさん達のところにも現れていました。
大抵現れる時は側溝です、逃げこむのに都合のいい場所です。
この側溝のトンネル状の中に逃げ込むと途中からまた上へ行ける側溝へと繋がって
いて側溝には蓋がついているので隠れたまま移動出来るのです。
少しずつ姿を見せるようになりましたが近づくとやはり後ろの側溝へと逃げ込んで
しまいます。
この頃に近くの猫エリアのおじさんが通りかかり、「ありゃ、こんなところに
来とるんか」と言う言葉を聞いて、近くの猫エリアの所属なんだなと思い
過去の写真を見たらまろさんだったのです。
その時おじさんが「まろ」と呼んだことで、おやぶんの名称からまろさんと
変えたのです。
2018年の夏ごろからわりと懐いた感じかな？
近くまで来るようになりましたが触れる感じではありませんでした。
猫さんは警戒心が強く、触れるようになるまでは時間がそれなりにかかります。
近くで餌を食べてくれるようになると触れるチャンスがあります。
あの側溝に居る時は逃げ込むので側溝の近くに餌を少し置くと食べに来る
そしてまた隠れるの繰り返しから段々距離が縮まります。
人を警戒する猫さんです、人間は恐いと言う印象があるのだと思います。
今でもまだ完全にはそれは解けていません。
すぐ近くで食べている時は触っても大丈夫ですが、ただじっとしている時は
警戒して距離を保ったりしていますが、呼べばすぐ来ます。
クロさん達は呼べば足元に来てすり寄って来ますが
まろさんにはそれはありません。
すぐ逃げられる体制で近くに来るのです。
持って生まれた性格もあるのでしょうが、人間に対しての不信感のようなもの
それがあるのだと思います。
最初の頃は猫パンチでやられていましたが、今はほとんどその行為は
しなくなりましたが、いつでもパンチ出せる雰囲気が残っています。
そうですね猫さんの警戒心は最終的には抱かせてくれるかどうか
その辺りにあるようです。
多少嫌がっても抱かせてくれるようになったらもう猫さんとの距離は
殆どないと思います。
子猫からだとそれは早い時期に訪れますが
成猫ともなると中々です。
猫さんの交友関係や友好関係も様々で4兄弟のように
昨日の友は今日の敵となるような分裂があったり
世代交代の様な権力争いがあったりして自分の立ち位置が年々変わるようです。
まだまだ分からない事があり興味は尽きません。
