今日は夜勤の日で、妻も休みと言う事で、朝の送迎は娘だけ
少し早目に歩いて来ました。
そして猫四兄弟のおにいちゃんと呼んでいた猫さんと久しぶりに会えました。
このおにいちゃんは一番早く懐いた猫さんでしたが、兄弟とそりが合わなくなり
最初に離れて行った猫さんです。
どうやら町猫になりつつで以前いた山には戻らず、他のエリアの猫さん達の
テリトリーへ入り込んだり、町の人の中で追われたりしたのでしょう
警戒心もすこぶる強くなり、僕を認識してはいるけれど近づくまでに
少し時間がかかりました。
町へ出現すると山と違い、町猫や人とのトラブルもあるのでしょう
以前とは違う出会いとなりました。
最近最後に会ったのは3月18日でした、その時もかなり警戒していました。
3月18日の写真
この場所は他の猫のテリトリーで、見つめる方向には此処をテリトリーとしている
猫さん達がいて警戒している様子です。
僕をこの場から他へ導くよう山を下って行きました。
僕に付いて来いと言うようなしぐさで振り返りながら道案内してくれているようでした。
そしてエリアから離れたところで立ち止まりました。
さっきのエリアでは喧嘩に明け暮れていたと聞きましたから、ここなら
邪魔が来ないだろうと言う場所かも知れません。
ここでしばらく一緒に居て別れ、その後ずっと会うこともなく心配していました。
そして今日久しぶりに会ったのです。
5月3日
僕が誰だかは解っているはずですが、警戒しています。
町へ下りて来ると猫も人に揉まれるので警戒しないといけないのでしょう
近づくと少し離れながらも僕を気にしているようでした。
ちゃんと僕を意識しながらの行動のようです。
やつれていましたねこの46日ぶりの再会です。
以前は100m離れたところからでも僕を認識すると走ってきていたのにね
それだけ人にも猫にも揉まれ、警戒するしかないのでしょう
みんなが優しく愛情を与えていれば、こんな警戒心は持たないと思います。
喧嘩やダニに取りつかれたりもしているのでしょうね。
この見つめる方向に居たのは何だろうと少し回って見ると
畑仕事のおじさんでした。
服を脱ぎそれを木にかけているところを見ていたようで、突然階段を降りてしまいました。
そうです、誰もが優しくしていれば逃げる必要はないのです。
石が飛ぶかわからない、追いかけてくるかも知れない
この辺りの住人は猫さんが来る事自体迷惑だと言う人もいるので
野良猫さんは生きる為の学びとして
人を見たら逃げろと余分な行動を身につけてしまうのでしょう。
どんなに綺麗ごと言っても
心無い人には僕の声は届きませんね
また猫さんにも心無い人の声は届きません。