猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

仕事と猫

2017年の3月で13年間務めた運輸会社を辞めて

4月になりすぐ仕事を見つけました。

4月の下旬には勤め始めましたが5日間務めただけで

5月の連休が終わる最終日に辞める事を伝えました。

5日間務めたところ

知的障害児の施設と言うかスクールでここの募集要項には

生徒の送迎とおやつ解除と記載されていました。

それくらいならどうにかなるだろうと思い面接を受け

それ以外にもやって欲しい事があると言われ取りあえずやってみようと

その場で即決で決まったのですが自分の描くものとはあまりに

隔たりがあり過ぎて挫折しました。

5日勤めた後にゴールデンウィークが始まったのですが

その間に精神衰弱に陥り辞める事にしたのです。

募集要項通りなら務まったと思います。

送迎とおやつ解除。

スクール側の思いは知的障害児の育成に力を入れていて

送迎やおやつ解除に重きを置いていなくてスキルアップです。

僕にそのスキルアップのトレーニングをやって欲しいとの要望です。

僕の性格と僕の思考に反するものでした。

僕の思考は知的障害があってもそのままの姿で社会が受け入れ

偏見を持たなければ良いと思っているのにスキルアップレーニングと

言うのはとても出来そうにないし、僕より優れた部分が知的障害児にもあるので

それより劣る僕が先生と呼ばれるのはとても耐えられないしね。

そんな事で辞め、その足で再びハローワークに訪れ

1人で出来る仕事で職場での人間関係を持たないで良さそうなところをと

探して貰った結果

老人介護支援施設

こんなところを紹介され2017年5月末から務める事となりました。

仕事内容は夜間の宿直で安否確認ほか夕食、朝食の配膳手伝いです。

入所した当初はトラッカーと全く畑が違うので務まるだろうか?

そう思いましたが後々この仕事が一番僕に向いていたなと今でも思っています。

一つは規模が小さい事で夜は一人だけになる事ですね。

夕食、朝食時に少しだけ1時間ちょっと他の人と接触がありますが

夜間は本当に一人だけなのでこれが僕にとって最高の環境だったと思います。

後は知的障害の子のスキルアッフみたいなものは全く無くて

これまでの仕事は思いやりや優しさなど企業にとっては邪魔な理念ですが

老人施設だとこれが無いと年寄りとの付き合いは出来ないしね

後は夜間に2度ほど安否確認がある事とナースコールがあれば訪室する程度です。

たまたま入居者が減り続け閉鎖したけれどそれが無ければまだ務まっていると

思っています。

 

大変な事もありますがこんな職場の人間関係が無い仕事は

中々無いと思います。

7年目に入り閉鎖する事になったのが残念です。

僕の性格は一人っきりほど気楽な事はないのです。

この施設は入居者は居なくなりましたがデイサービスはそのままやっているので

デイサービスの方で勤めている人には影響はあまり無いのて

僕らのように職を失う事は無いのでその点はデイサービスの方へ

勤めている人は良かったですね。

 

振り返るとお年寄りは大体頑固で半数以上は認知症です。

僕らもそこへ向かうのは時間の問題ですが出来れば

そこへ向かう前に去りたいものです。

長生きだけが良いとも言えないですね。

認知症で困っている家庭も多いと思います。

僕には扱い方がよくわかりません。

マニュアル通りに接する事も無理そうです。

 

この施設に勤め始める前から膝の関節がロックしたりで

初日から階段もまともに上がれなくなったりでそれを悟られないように

医者に行ったりでした。

この膝の半月板損傷ですが2つの整形外科では手術以外に治らない

と断言されましたが接骨医で1ヵ月でほぼ改善

2か月目に坂道を歩く事を勧められ

この時の歩きが猫さんと出会うきっかけになり

今日に至っております。