夜勤明けの今日は仕事が終え一息ついた9時ごろから歩いて来ました。
先日話をした近く退居されるおじいさんはまだいました。
明日退居予定だそうです。変な言い方ではありますが
死に行く場所を変えるそんな印象を受けてしまいます。
お年寄りが徐々に弱って行くのは当たり前なのですがこのおじいさん
その徐々を通り越したところに早く行こうとしている様子を感じていました。
生きる気力と言うのかそれを感じられない事から近いなと思っていたのですが
昨日職場に行った時に「医療の力で生きながらえたくない」と言っていたと
耳にした時、僕の直観はそれだったんだなと感じました。
僕はその方が良いとも思っています。
幾ばくかの生きる時間を頂くよりは自然な流れだと思っています。
自ら死を向かえ入れる覚悟だと思います。
現在の延命治療それこそが生命の在り方の誤った治療ではないでしょうか。
昨日、そのおじいさん朝昼晩と食事もとりませんでした。
それは恐らく死に行く身体に必要のない無益な労力と思われているのだと思います。
僕自身もその気持ちを受け入れたいなと思っています。
直観で長くはないなと感じた時から食後の薬や眠前薬も本人の意志を聞いた上で
行うようにしました。
食事、薬の服用は弱った身体には酷な作業に他なりません。
病院なら流動食や注射、点滴などで残り少ない時間を延命だけの治療で
必要の無い無駄金をかけてからのあの世行きとなるでしょう。
死期が近いと感じたのは蔓延防止前にお孫さんか誰かのメモが
机の上に置いてあったのが目に止まった時です。
おじいちゃん本当に施設を探していいの?
こんなメモが目に入った時の事です。
弱り方からそのメモを目にした時、長くはないなと感じたのです。
生きる覚悟なら入院を選ぶでしょう。
そうではないので転居ししがらみのない所でと言う事だと思います。
僕自身が誰も居ない所で死ねるのが最高と家族に言うように
このじいさんもまたこれ以上の弱った身体を長年過ごした人たちに
見せたくはないのだと思います。
墓所の人が居て今朝はおかあさん、ギャルオ、しぃちゃん、子猫達みんな居たけど
みんなどこかへ出かけたとの事でした。
まだそんなに時間は経っていないので裏側に回り墓所から谷の方に向かい
何度か呼んでしばらく待ち立ち去ろうとしたら谷の方からしぃちゃん
再度上に行くと
墓所の人の話ではギャルオがおかあさんに乗っかってたと言っていました
ギャルオが声上げながらおかあさんに近づいて来ましたがこの時はどちらかと言うと
おかあさんが拒否気味で威嚇していました。
白黒猫さんが睨み合っていたので行って見ると
あーちゃんも気が立っていてご飯どころじゃなくて降りたところにスリムが入り込みました。
さんちゃんもあーちゃんを威嚇していましたね。あーちゃんはよそ者なので
それぞれが威嚇するのですが恐らくあーちゃんの方が強そうです。
お堂に連れて行こうと思いましたがあーちゃんは大仏のある方へと上がって行きました。
お堂では
犬のおじさんの話だと今朝はどくちゃんがビリギャルに乗っかっていたそうです。
毎年入れ替わり立ち代わりオス猫が迫って来るので誰が父親なのかって感じですね。
そしてあーちゃんの登った方向へと向かいました。
食事も気が散りきょろきょろしながら食べずに付いて来るのでおかあさんエリアまで
行く事にしました。
子猫エリアは独ちゃん達兄弟も訪れていたので何れあーちゃんも来るだろうなと
思っていましたが来ましたね。
どくちゃんは足を怪我しているしあーちゃんが勇気を出せば子猫エリアの猫達と比べても身体が一回り大きいのでじゅんちゃん以外に強敵はいないでしょうね。
あーちゃんもボスになれる日が来るかもしれません。