たまたまメルカリを覗いていていたら おすすめって項目に何故か
カメラ製品が沢山掲げられていました。
つい最近まではギター関係ばかりがおすすめとして並んでいましたが
たまたまその中にカメラ等があり数点開いた事からおすすめ製品が
入れ替わってしまったのでしょう。
最初はなんだ音楽関係が無いじゃないかと思っていましたが
今使っている代用出来そうなものは無いかとチルト式カメラで検索したところ
CASIO EXILIM TR EX-TR100
カシオのデジカメが出てきたのです。
色々調べるとあまり評判は良くなくて使い勝手の悪いもので画質も
あまり良くない奇抜なアイデア製品である事がわかりました。
カシオがデジカメから撤退する時期と重なり不運なカメラだと言う事も
紹介されていました。
時は2011年東日本大震災があった時期と重なり正規発売前に発売中止となったようです
その年大々的に発売前の宣伝などしていましたが東日本大震災があり部品調達が
困難になり先行発売の海外向けの製品と予約済み製品の販売と共に在庫がなくなり
発売中止となったようなエピソードが書かれていました。
また時期的にスマホの流行とかさなってしまいこの
CASIO EXILIM TR EX-TR100の存在そのものが意味のないものとなってしまい
カシオはコンパクトカメラのみに力を注いでいたためスマホの出現で
大きなダメージを受けカメラ市場から撤退を余儀なくされたようです。
薄くてポケットにも入れられる
スマホが出現しなければ大ヒットしていたかも知れませんね
実際手にしてみて操作性に足りない部分がありました。
これはレビューにもたくさん書き込まれていましたが
カメラとしてはシャッターの位置が良くない
外枠にシャッターボタンを組み込んでいればもっと良い評価を受けただろうと
思います。
アイデアそのものとしては画期的で素晴らしいものです。
しかしカメラとして捉えた場合シャッターの位置が相応しくないため
魅力が半減してしまいます。
またタッチパネルではありますがこれも評判悪くて反応がイマイチ
これでまた魅力が半減もう少しユーザーの事を考慮して機能的部分に
力を入れていれば最後のデジカメとしてもっと良い評価を得た事でしょう。
シャッターが本体に付いて
セルフタイマーでないとシッャター切りにくかったり
折角アクロバットな変形が出来るのに機動性が悪くなったりします。
これを補うのはモーションシャッターしかなくてカメラの前に手をかざすと
セルフシャッターと言う事になりますがそれではシャッターチャンスは
逃してしまいます。
もしワイヤレスリモートシャッタなるものが備わっていれば
安価な部類のデジカメとしては最高のコンパクトデジタルカメラになったのでは
ないかと思います。
タッチパネルの優柔不断な動きは現在の触れば即反応と違い
圧力型のタッチパネルと記載されているのでスマホのような軽いタッチでは
ないので使い勝手はイマイチと言うのは当たっていました。
後は内臓バッテリーという事でバッテリーの寿命がカメラの寿命という事に
なっていますが説明書ではバッテリー交換は自分では出来ないと記載されて交換は
お買い上げの販売店又はお問い合わせ窓口となっている事から
全く出来ないと言う事ではないですね。
廃却に当たってはバッテリーを取り外して廃却するようにと
取り外し方まで記載されています。
取り外しが出来れば取り付けも出来るはずですがわざわざ
自分では交換出来ませんと記載されている事から
入手しにくいバッテリーと言う事なのでしょう
その時が来ればまた調べてみたいと思います。
取り外したバッテリーを調べれば互換バッテリーが必ずあると思います。
中々魅力的なカメラではあります。