ウォーキングを始めたのは2017年の10月半ばでした
きっかけは膝の半月板損傷でした。
この年の初めにはまだトラックに乗っていた頃です2016年頃から
左膝がロックして痛くて歩けなくなくなっていましたが
膝をグッと押すとポキッ!と音がして痛みが嘘のようになくなっていました。
2017年2月に社長が僕に話があるので大阪から広島へ来ると言う話が所長からありました。仕事も激減していたのですぐ何の話かは聞かなくても納得していました。
本来は一年前にはその話が来ると思っていたので覚悟は出来て居ました。
契約解除ですね。
契約社員ではありましたがこの会社で65才以上残っていた人は居なかったし
当時僕は66才になっていましたから当然の話です。
3月末で契約も切れ、職探しです。
4月末には知的障害児の送迎の仕事が決まりました。
募集要項は送迎とおやつ介助でした。
これなら出来ると思い面接を受け即決でした。
僅か五日で退社しました。
非常識で協調性の欠片も無い僕に出来る訳がありません。
社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練
何十年も人との関りを避け会社行事等白眼視されても
逃避し続けた僕の分野ではありません。
入社五日目にしてゴールデンウィークに入り神経衰弱に陥り
連休明けの出社直前に電話を入れ事情を話し、その場で退社する事になりました。
快く受け入れてくれた事に感謝しています。
話が長くなりましたが、この頃には膝がロックすると以前のように簡単に
戻らなくなっていて、寝るときには膝を曲げないように添え木のような感じで
紐で固い物結び付けたりしていました。
五月の終わりには今の施設へ勤める事が決まった初日に膝をロックさせてしまいました。夜勤なので夜勤が明けその日の内に整形外科へ行くと手術を勧められ
納得出来ず二つ目の整形外科でMRIで半月板損傷でやはり手術しか無いと言われ
医者嫌いの僕は整体へ出向きましたが悪化しましたし費用的にも無理があるので
保険の利く接骨医へ出向きました。
そこでの答えは手術しなくても良いだろうとの回答でした。
ほぼ一カ月で膝はロックしなくなり、先生曰くもう来なくても後は自分で
治せばいいと言う事で、歩く事を勧められました。
勾配のある所の方が良いとの事でウォーキングを始めたのが
今のコース、たまたま猫さんと出会い、勝手に猫さんロードと語っています。
仕事は夜勤ばかりですが自分の性格にはピタリとハマりました。
夜間ただ一人です。
トラックも一人です。共通していますね。
人間関係は同じ会社の人間でなければ問題は無いのです。
トラックなら得意先、施設なら入居者です。
仕事仲間は居ない方が気楽なのです。
上下左右の無い空間は最高に気楽です。
さて歩き始めた初日
警戒して僕を見ていますね、近づけば離れるそんな感じでした。
この前の日くらいに歩いていると猫さんが居たのでね何となくポケットに
キャットフード入れてまた居たらと言う感じでした。
その後次々に出会う事になりました。
鳴いてアピールはするけれど近づくと離れる
距離をとって警戒するどくちゃん
身体も小さく一番警戒心の強いのがチビでした
この出会いからほどなくしてすぐ懐くようになりました。
人慣れしている事から全くの野良さんでは無いなと感じました。
この4匹が兄弟である事知るのは後ほど畑のおじさんと知り合ってからの事です。
その頃いつも墓所のブロック塀にドラ猫みたいなのが居るのに気づきました。
それがドラさんでした。
この写真は少し望遠で撮っています、と言うのも墓所の敷地内に入ろうとすると
素早く逃げてしまう猫さんでした。
後に畑のおじさんと茶色のドラ猫だけは10m以内に入ろうとすると逃げてしまう、
そんな話をしていましたがいつしか友達のようになりました。
今振り返るとこうして此処に一人で居たのはエリアから追い出されたのでしょうね
そして4兄弟達の仲間入りしたのだと思います。
そしてこの子達のおかあさんが居る事を畑のおじさんに教えて貰い
会いに行ってみました。
僕には馴れていなくて近づくとこの日は触る事も出来ませんでした。
畑のおじさんには懐いていましたが慣れるまでには長い時間がかかったそうです。
またこの写真のエリアからは殆ど外に出ないと言う事でした。
その言われたおかあさんでしたが、ある日お堂に来てくれたのです。
畑のおじさんも驚いていました。お堂までおかあさんが来たのは初めてだと。
この当時お堂は4兄弟の独占場でした。
こうして仲良くなりいつしか歩くと付いて来るようになりました。
中でもこの先まで付いて来たのが4兄弟のおかあさんでした。
おかあさん以外は階段下りるところまでは来ていましたが、車道を横切ってまでは
来る事はありませんでしたが、おかあさんは来ました、まさかと言う感じでした。
今日はちょっと懐かしく過去の写真を掲載してみました。