猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

本音と建前 生き方の方向

僕の生き方は本音のパーセンテージが高い、世の中はその反対である

ほぼ建前が当たり前であり本音などあってないようなものだ

この違いは水と油だと思う。

どんなに混ぜ合わせても分離するのだ。

どんなに格好つけても本音に対して建前は虚偽の世界なので

そこに見える物は色付けされた偽物のようだ。

矛盾が多くそこに筋はないので筋は当然通らない。

世の中に漠然と合わせて生きている人は通すものが無いとも言える。

 

僕が話をしても建前で生きる者は耳に詮をするしかなくなってしまうだろう

建前が崩壊する事を恐れるからだ。

筋を通すのは本音人間の特徴でもあるから筋の無い建て前人間は

理屈で逃げるしかなくなるだろう。

 

見せかけの礼儀など僕には無い。

礼儀そのもの持ち合わせて無いのかも知れない。

それが顕著に現れるのが上下関係だ、目上に対しての建前上の礼儀は持っていない

僕以上に心の純度が高く無い限り敬意を払う事は無い、かと言って見下す事も無い。

僕が敬意を払うのは心の純度だから建前人間に心から敬意を払う必要もない

純度の高さが僕の物差しだから、その純度が低ければただの凡人にしか

見えて来ない。

 

その位置から見ていると上司にペコペコしている姿はとてもみっともない

みっともない姿を能無しの上司にとても見せる勇気もない。

敬意を払うのは全てに於いて非の打ち所がない人に対してだけである

それはもしかしたら子供かも知れないし、部下かも知れない

優れた心の持ち主、優れた感性の持ち主に敬意を払う事だろう。

 

建前人間の言葉は非常に脆く、返す言葉が出て来ない事が多い。

それは筋がないからだろう。

また僕は恐らく自然にそのバリヤーのようなものをまとっているのかも知れない

言葉の中にそれが散りばめられているのだと思う。

どの会社に行っても命令口調を受けた事が殆どない。

命令しにくい、或いは命令出来ないのかも知れない。

部下に対しても年が離れていても僕はさん付で名を呼ぶ

命令でなくお願いする。

仕事が出来なくても怒った事は無い、一人の人間に対して

怒鳴ったりするのはみっともないからだ

大抵怒鳴るような人は自分の位置を勘違いしているようだ

先輩だからとか上司だからとかの位置で言葉を発しているだけに見えるのだ。

その逆が無い事の方が不自然だ。

能無しの上司なら部下が叱責してもいいはず

それが出来ないのが建前人間なのだ、心で思っていても

立場上従ってしまう。何のために生きているのだろう。

筋を以ていれば怒られる事も無くなるはずなのにね。

 

僕はこの年まで色々職を変えて来たけれど凄く臆病だし内向的だ

それだけが弱点だけど、言うべきことは本心で言う、それが本音と言うものだ

これまで知り合った裏社会の人達も僕に悪い印象を持った人はいない

むしろ好感持ってくれた事が僕にとっては嬉しい事だった。

そう言う系の人たちが口を揃えて言うのは

お前には手が出せないと言う。それは筋が通っているからだと言う。

筋が通った者に手を出すと出した者が罪悪を感じると言うのだ。

裏社会も表社会も表裏一体だと言う事だ。

また僕の語る内容を他の者が言ったら許せないとも言う。

友達も結構ワルが多く周りは不良だと噂するような仲間ばかりだったが

そこでも同様に僕は特別扱いされて来た。

良い事悪い事色々やるけれど止められるのは僕だけだった

お前が言うなら辞めよう。

また僕のような正直でくそ真面目なものは居ないともよく言われた。

それは裏社会の人達も不良仲間も異口同音だった。

その裏にはそうありたいと言う願望があり、それを実践している僕が

心の拠り所だったとも言う。

周りに自慢できる真面目な友達って位置のようだった。

こんな俺達でもこんな真面目な友達がいるんだって胸を張れたようだ。

 

僕の心はいつも普段着だし飾るものも無い

だから猫さんロードで自然に猫さんと素のままで接する事が

僕にとっては、こんな友達がいるんだぞって胸を張って言える。

猫さんの方が本音で生きてるし、建前なんて備わっていないから

本音と本音で付き合えるのだ。

 

今の職場も二年半になるが自由に働いている

ほぼノンストレス。

宿直で良かったと思っている。

夜間一人切り、接するのはお年寄りだけ

職場そのものの人間関係は特にないので

僕にピッタリ合った職場だと思う。

人間関係があったらきっと務まらないだろうな