猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

感情が失われた時代

猫と接する前から僕の中では人の世は大切な感情が置き去りにされたまま

現代社会に身を置いているんだと感じていた。

若い頃から心を大切にと心掛けて来ましたが、それは社会に於いては

良くない考え方だと言われ続けて来ました。

そのおかげで解雇されたり転職を余儀なくされてきました。

それはそれで良いと思っています。

自分の人生は一度しかなく有意義に生きる為、時には世の邪魔者に

なる事も悪くはない。

 

管理社会が大切な心を持ち込まないように仕組まれているよね。

仕事の出来ないものは人として扱われなかったりします。

あいつは駄目だとかそんな言葉を聞く度うんざりしていました。

あんたらは自分の駄目な姿を見ているだけだろう。

駄目な奴を駄目に育てているのはあんたらだろ。

 

こう言う管理社会の構図は、全てを支配したいのだろうか?

 

犬や猫がわりと人に近いのは太古の昔から長い時間をかけて

身近な存在にしたのだと思います。

現在は区分けをしていますが野良猫や野良犬の存在は

まるでペットとは違いますよねえ。

どんな時もどんな場所でもお互いが頼りになる存在であって

欲しいものです。

生きて行くためには時にはそれらの動物も食料になったりもしますが

それは最低限の生きる為の糧だと思います。

 

自然に生きる者同士は共存共栄が一番望ましい。

僕らが牛や豚を何も考えず普通に食べているけれど

市場と言うものが無ければ自給自足の糧として必要最小限は

やはり僕らの為に必要な生き物でもあります。

それと同様に市場を持たない動物は畑の物を取ったりしますが

これも必要最小限のものであり沢山取って市場に出すわけではありませんし

時に人食いライオンやワニなど人を襲ったりしますが

生きる為の手段であり、やはりそこに殺人などの意図などあろうはずがありません。

また人間を含む生き物は我が身を守る為の知恵や学習も身につけておかねば

なりません。

 

兎に角無駄な殺生やめ、必要以上に狩りをしたり追い出すのは辞めて欲しいものですね。

 

捨て猫の子供を見て、ネズミの如く平気で殺す人もいるそうです。

もし人間の良い感情を持ち合わせていたら子猫など見たら

可愛くてしょうがないのが本来の心だと思います。

風潮からして餌をあげたいけれど人目や何かを言われるかもと

躊躇している人はまだ救いがありますが。

野良猫の餌遣りは絶対いけないのだと決めつける人は

既に感情が失われた生き物です。