猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

あの少女は今?

この話は2013年の話です、自転車通勤で会社近くのみなと公園

家からは一時間弱、ここで休憩してから会社へ行くのですが

ここではほぼ毎日港の風景、建物や鳥、花等写していたものです。

その時間帯に数名の女子中学生が通りかかっていて、その中の一人は

よく挨拶もしてくれて、ある時港の写真を撮影している時、通りかかり

いつも通り挨拶交わした時に「写真うつしてもいいかな?」と声をかけると

「はい、いいですよ」と気軽に応じてくれて、びっくりしたものです。

断られて当たり前くらいの気持ちで声をかけたので驚きでした。

写真撮った後、「写される事に抵抗なかった?」と尋ねると

「全然平気ですよ」との返事でした。

色々悪質な事件があったりする中で、こんなに素直な子もいるんだなと

感心したものです。

それから時々出会う度に写真写すのが当たり前のようになっていましたが

その光景を他の女子生徒が横目で見ながら行くのですが、僕が不審者と映ったのでしょう

ある日、その見ていた女子中学生複数が父兄同伴で僕の前を通り過ぎました。

その日を境にあの素直な女子中学生を見る事がなくなりました。

恐らく色々吹き込まれたり学校で話題になったと思います。

当時その子は15歳だったと思います。

現在は22歳になっているはずですね。

父兄同伴で通りかかった女子中学生は同じ学校だと言う事でしたから

変な人がいると言う流れから父兄同伴で偵察だったのでしょうね。

 

本当に珍しく素直な感じの子でしたが、現代の社会性から見て

僕のような行動はきっと不審者として扱われ、色々注意されたりした事でしょう。

僕自身不審な疚しい心は全くないのですが、今の社会情勢では

素直な子であっても、素直なままではいられなくなるでしょう。

 

僕の若い頃はもっと学校もオープンでしたし、いつでも自由に入れ

カメラを持って歩いていたら子供の方からポーズ取って

写して、写してと言われたものです。

また現像などは写真屋へ持ち込み、出来上がった写真は

先生に渡して喜ばれたくらいです。

そう言う時代の僕の感性は現代では、ただの不審者のようです。

 

2013年50枚くらい撮影した中の初めてその子を写した写真です。

プライバシーのため顔は出せませんけどね。

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素直な子でした。