猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

勇気さえあれば

この社会で育って行く中でみんなそれが当たり前だと思って

社会常識に従って生きているのではないかと思います。

自分の立ち位置等や周りの位置関係を肌で感じて何かおかしいなと

感じる事は一度はあるのではないかと思います。

思春期の頃にはそれを感じやすい年頃ですが、そこを通り過ぎてしまうと

そのおかしさは色あせてしまいおかしかったはずの世界が当たり前に感じて

しまうんですね。当たり前になった時には元に戻れない道を歩んでいるのだと

思います。

この分岐点である者は非行に非行に走り、走った動機を忘れてしまい

同じく元に戻れない道を歩んでしまう事になりますね。

どちらもおかしかったはずの世界が当たり前の世界だと感じ道を外れたまま

生涯を生きるのが常だと思います。

 

人は皆、平等なはずですが実際は不平等な世界です。

それを当たり前に思う事によっておかしな世界が広がっていますね。

上下関係など僕の目から見れば異常な世界です。

ししかしそれを当たり前に思う事によって力のバランスが狂っているのにも関わらず

当たり前だと思わせてしまう事が凄く恐いなと思います。

力関係を平等にするには勇気しかありません。

闘いと言うものは勝ち負けの前に勇気が前提ですね。

どんなに強くても勇気が無ければその時点で敗北です。

どんなに弱くても勇気があれば口を開く事が出来ます。

 

僕が長年見て来た社会にはその勇気が見えません。

つまり言いなりの世界が延々と広がっています。

そして勇気ある者は悪い言い方だと抹殺されてしまいます。

僕のようにね(笑) それでいいのです。

非行、犯罪に染まり始めた人達は少しだけ元に戻って勇気を持って欲しいですね。

正しい事を正しいと言い続けて叩かれ続ける人になりましょう。

そこで止まるとただの悪い人になってしまいます。

信じるものは社会通念や常識ではありません。

自分自身より確かなものはありません。

世の流れに翻弄されて大切な自分を自分で殺さない様にしたいものですね。

 

この世は正しい事の意味さえ知らないから戦争も起きてしまう

争いは絶えません。

核のボタンがあろうとも押さなければいいだけですよね。

銃を持たされても引き金引かなければいいだけですよね。

そこにボタンを押すあなた、引き金を引くあなたがいなければいいだけです。

それが勇気と言うものです。