猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

2008 妊娠事件

懐かしいと言うか忌まわしいと言うか、僕、いや家族にとっての大事件が

2008年に起こりました。三男19歳の時でした。

未だに未解決事件であります。

事の起こりはある日突然、三男が家に戻るなり「彼女が妊娠した結婚する」

全員「エーッ!」

話を良く聞くと何だか計画的犯行のように思えて来たのです。

三男が勤めていた職場で彼女の方から誘惑してきて彼女の方から

求めて来たそうです。

しかもその初めてでの妊娠、計算すると合うような合わないような

計算で誰の子なんだ? 前彼のじゃないか?

お前にしては計算が微妙過ぎるし、合点できるか出来ないかの瀬戸際でした。

そうこうしている内に母親と姉を連れ家に訪れ

母親と姉が「まだ未成年の子にこんなになってしまい責任はお前にある」

両家族の間で責められていたのはその彼女の方でした。

色々話し合い子供は中絶した方がいいとの話になったのです。

病院の手配も住み先方からその日の時間と病院を告げられ

家族みんな休みを取りました。

手術日の前日の夜に突然彼女から電話が入り「私は産みます」

みんな唖然とました。

再度両家族が話し合いとなった時は既に彼女の母親と姉は娘をかばうだけの

母性となっておりました。

それ以来彼女とも母親とも会う事もなく今日があります。

たった一度だけその翌年の正月に僕の兄弟や息子たちが全員集合していた時に

一本の電話が入りました。

「赤ちゃん生まれました」とだけ言い残し電話を切られました。

32歳だったかその女。恐い奴だなと思ったものです。

遡るとその子はもう中学生くらいでしょうね。

何の決着も付いてはいないし三男が父親であるとの確証もないまま

今日に至っています。

家を転居するのに不要な物はと色々見ていたら当時の記録が出て来て

懐かしく忌まわしく感じました。

別れた彼氏との間の子と言えばそれも該当しないでもないし

三男の子としても該当しなくもないような微妙な最終月経との

計算と数字が緻密に残されていました。

たった一度の誘惑、たった一度の交わりでこんな事件となるのです。

もしもの時の為に過去一度お世話になった弁護士にそ相談して見ました。

DNA鑑定が必要だが向こうが勝ち取るのは難しい

もし違っていたら損害賠償の問題も残るので向こうからそれを

行う事はしないだろう、そのまま放っておけばいい。

未解決の事件のまま今日まで来ています。

三男はその後別の女と結婚し離婚、子供は女の方が連れています。

その孫にも長く会っていません。

その時に離婚した女の良心は仲が悪く話をする事も無い家庭だったと

聞きました。離婚の話の時にも父親は来ませんでした。

結婚前は三男を褒めたたえていたものです。

「家にも戻って来ない娘が三男と付き合い出してから戻ってくるようになった」

だとか微笑ましい出会いでしたが別れる時は母性でしたね

息子を悪く言い娘が正当だとね。

頭に来て僕は途中で席を立ち帰りました。

夫婦仲が悪いと聞いていたので話の途中で「世界中で一番仲のいい夫婦は

わしらだけじゃのぉ、帰るで帰るで」と部屋を後にしました。

娘と妻は「失礼じゃない」と言いましたが結局僕に付いて帰りました。

三男は「親父のやり方でいいと思うよ」と言ってくれました。

現在は彼女が出来向こうの父親の了解の元同棲中です。

過去別れた当時32歳の女と同じ年頃になった三男

今はその当時の事をどう思っている事でしょう。

 

僕は中立です、どちらがどちらでも好きなようにすればいい。

次男も長く付き合った彼女と別れた事がありますが

彼女の方が正しいなと感じました。

次男の場合は別れて正解だと思ったし、嫁に来て欲しいような女でした。

次男の当時の性格からだと嫁に来たら苦労するなと感じた事で

別れてくれてホッとしたものです。

人生は思うようには行かないので楽しく生きることをいつも思っています。

ロボットみたいにはならずかと言って思いやりと優しさだけは

捨てないよう生きていたいものです。