猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

今を実感しながら生きる 猫の生き様

飼い猫は別として野外で暮らす猫達は今を実感しながら生きているんだなと

思わせてくれます。

病や怪我もそのまま受け入れて自力で乗り越えるだけ

飼い猫の様に病院へ行くわけでもないので

痛ければ痛いをストレートに辛い事もストレートに受けて

今そのものを実感する事が全てですね。

野良猫さんは寿命が短いとも言われていますが

日々歩いていると本当かな?とも思ったりです。

平均の取り方によるものでしょうね。

消えて行く猫さんの殆どは成猫になるまでに淘汰されてしまうようなので

これを用いると平均寿命は凄く縮まってしまうと思います。

どこで誰がこの寿命を算出しているのかはわからないけれど

野良猫を全て把握するのさえ難しいと思います。

どうやってわかるのか不思議です。

まさか野良猫を飼って調べた何て事はないよね(笑)

確かに怪我や病気は飼い猫と比べると格段に多いと思いますが

それが死に直結するとは限りませんよね。

誰がどれ程の追跡調査をしているのでしょうね?

もう4年以上猫さんロードを歩いていますが死に直面したのは一匹しか居ません

事故や病で亡くなった話も2~3件

また幼猫さんの2~3匹は死の予感だけです(死にそうな子猫)

後は車道で潰れた猫さん程度です。

消えた猫さんは沢山います。

その消えた猫さんは生死不明が殆どです。

死んだと見なせば今生きている猫さん達の寿命は短くなってしまいますが

死んだんだろうなで統計とるのは無理があります。

そんな事から野良猫の寿命をどう言うシチュエーションで寿命と決めるのか

ちょっと疑問になってしまいますね。

目の前から居なくなれば死亡として扱うのだろうか?

もしそうであれば寿命自体ぐっと長くなるでしょうね。

 

 

この4年間で60匹以上の猫さんと出会っていますが

行方不明は死んだんだろうな?とは思う事もありますが

確定は在り得ないです。

先ずお年寄りと思われる猫さんは消えてしまうと

恐らく死んだだろうなと考えます。

若い猫さんだと追い出されたと考えてしまいます。

また幼猫だと病気や事故だと考えます。

それにしても確証は中々とれません。

総数そのものどこで把握しているのでしょうねえ

見えている猫さんだけで寿命を見るとかなり長生きしているようなので

野良猫の寿命が短いと言うのは憶測の範囲かも知れませんね。

 

ペットと比べるのはちょっと無理がありますね。

猫全体で扱って欲しいものです。

猫の寿命は平均何年だとかですね。

飼い猫は基本的に家の中だけなので最後まで追跡出来てしまいます。

野良猫と呼ばれる猫さんは追跡そのもの出来ないはずです。

全ての野良猫さんに発信機でもつけて生存確認でもしているのなら

疑いも無く信用出来ますが見えている猫さんに限っては

長く生きていると証明出来ますけどね。

把握出来ていない猫さんまで死んだと決めてしまうと

野良猫は寿命が短いという事になりますね。

 

ペット産業のブリーダーや売れ残りの飼い猫になるはずの猫さんや

売り物にならない猫さん達

全て数に入れるとどっちがどうかわからなくなりそうです。

猫と言う種の平均寿命を出して欲しいですね。

過去を振り返ると殺処分される猫さんも当然野良猫さんと言う事なので

その当時の罪な数字が野良猫の平均寿命じゃないですか?

また野良猫さんとペットどちらが幸せなのかは

僕ら人間の価値観では決められないとも思います。

 

野良猫さん見ていると環境は過酷ではありますが

それは他の野生動物と同じ条件下なので

野良猫に対する人間の価値観そのものに誤った価値観があるように思います。

そう捉えないと自然界に生きる生き物はみんな可哀そうな繁殖を

していると言う事になってしまいます。

可哀そうな生き物は生きる権利を摘み取らなければいけないのでしょうか?

見る限りでは野良猫さんは飼い猫より環境は過酷ですが

幸せなように見えます。

人と接する事で幸せになれたり不幸になれたりです。

 

人の世界の悍ましさほど醜い生き方は無いでしょうね

まことしやかな言葉の裏の裏の裏を突き詰めた方が良いのではないでしょうか

嘘を何枚も塗り固めて常識化へと導く憐れな生き物が人間と言う生き物ですね

今を実感する野良猫さんは嘘の無い世界にいるだけで

幸せだと思います。

その生き様を見習い生きるのも良いのではないでしょうか。