猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

カメラ、望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡

振り返ると子供の頃から何となく憧れていたのは光学機械だったようです

カメラは高校の修学旅行の時にリコーのフィルムカメラを借りて行った記憶があります、目で見た物が絵になる魅力です。

後に少しハマり現在も続いています。マニアックでは無く素人の域です。

望遠鏡は小学校の時理科の先生から月と土星を見た時からの憧れのものでした。

望遠鏡は働きだしてから反射望遠鏡と屈折式を手にはしましたが

ただ手にしただけの感が強くのめり込む事も無く子供の玩具と化しました。

顕微鏡は子供達の為に有って無駄な事はないだろうと言うものです。

ほぼ無駄でした。

双眼鏡は自然が好きなのでただ漠然と景色を眺めたりするのですが

その見え方にカメラとは違った立体感や遠近感と艶の魅力?

艶は眼鏡をかけた人には分かる光学的なガラスの魅力かも知れません。

最近中古でキャノンの8×25isってのを手にし、憧れが蘇ってしまい

執着しはじめました。

双眼鏡は単に拡大するだけなのですがこれまで3台位は家にあり

安価なものばかりでした。一台は落として中のプリズムが傾き

分解してはいじくってみましたが正確に左と右が合わなくて

最終的に捨ててしまいました。

安価過ぎて修理に出せば本体以上の修理なんてする人はいないよね。

もう一台は娘に貸し出しましたが行方不明となりました。

もう一台は次男が貸してくれと貸し出したままそれも行方不明です。

それで今回、毎日猫さんロード歩くのなら新たに一つ買おうとなり

ネットで色々調べ、昔にはなかった防振双眼鏡と言うものを知り

高価なので中古を手に入れました。

防振と言う事を知らなかった方が良かったと思います。

これもネット被害だと思っています。

知らなければ適当に普通の安価なものでそこそこ満足出来ていたはず

過去の双眼鏡もその見え方が普通だと思っていたから知らなければ

普通は普通のまま普通に普通の双眼鏡で良かったのです。

防振スイッチと言うものが有り

それを押した瞬間

双眼鏡とはこうでなければ意味が無いにとって代わりました。

ただし8倍以下、4倍~6倍はその限りではないと思います。

双眼鏡で調べると俗にジャニオタと言われる民族が沢山出てきます

僕には縁の無い民族ではありますが大変参考になりました。

 

若い頃に望遠鏡で感じた事、月を見るには小口径では20倍~40倍が

一番綺麗に見えた事、これがレンズの明るさだと思います。

倍率を上げれば上げるほど汚い暗いです。

ただ拡大するだけで大した意味は無い感じでした。

望遠鏡は三脚です、もし手持ちだとしたら月を見る事も不可能です

倍率が高いと言う事は照準合わすにもガイドが必要なくらいです

双眼鏡は手持ちで倍率は低いのでそこそこの視野があれば

目視したものをそのまま見る事が出来ます。

8倍程度ならあまり不自由は無いのですが

手持ちで見える物はそこそこ見えてしまうので

見えた絵はそんなものだと思い込んでいましたが

防振スイッチを入れるとそんなものではありませんでした

拡大したものがちゃんと見えると言う感じでした。

つまり防振機能がなければどんなに頑張っても

明るさ以外は防振に勝つ事は三脚無しでは無理だと言う事です。

三脚を持ち歩くなら安価でも十分事足りますが

手持ちのみなら防振以外の選択はなくなります。

 

カメラでさえ一眼などの大型からコンパクトに変えた僕です

三脚持ち歩いてまで撮るようなシチュエーションは僕には無い事から

双眼鏡も同様です。

 

価格だけを見ると防振は良くない商法ですね

防振と言うところだけで本体以上の価格を付けているように思います。

本来の双眼鏡の価値より高くし過ぎです。

言い換えれば1万円のカメラに3万円の三脚と言うような感じです。

それをセットでしか売らない商法と言った方がいいですね。

 

ただし価値はありますけどね

元に戻れない程の価値があります。

ジャニオタにはもったいない機能ですが

この人達のおかげで発展したのかも知れませんね。

価格高騰もそのせいかも‥‥。

 

光学機器=高額機器