うちには現在二匹の猫さんが居ます。
先住猫のナナさんと後入りの猫、チロさんです
その前に既に亡くなったミルさんがいました。
ミルさんは2001年~2014年まで家族として一緒に過ごした猫さんです。
ミル、フルネームはミルフィーユ
生まれて間もない頃冬の寒い中捨てられて居た猫さんでした。
次男が新聞配達の途中、石垣の隙間に押し込められたようになり
震えていたところを見つけ、このままじゃ死んでしまうと家に連れて帰ったのです。
目ヤニで両目とも塞がっていて目も開かない状態でした。
ミルはとても優しい穏やかな猫さんです。
捨て猫と言う言葉は嫌なんですけどね自然界の同じ生き物だからね
捨てるとかじゃなくて飼うとかじゃなくて一緒に住めるならそれでいいし
外で仲良く出来るのならそれでもいい。
みんなが理解あればいいだけ。
ナナさんは2007年7月7日にうちに来ました。
三男の務める会社の敷地内でネズミ捕り用の罠にかかっていたそうです
ダンボールの内側に塗られたトリモチにくっつき身動きできなくなっていたそうです。
それを見た三男が敷地内はトラクックが多くここじゃ轢かれてしまうと
家に連れて帰ったのです。くっついたトリモチが動きを制限するので
動物病院で洗ったり毛をカットしたりして家に入れたのです。
次男の連れ帰ったミル、三男の連れ帰ったナナ
どちらも元気になったら自然に返そう、そう言う言葉で連れて帰ったのです。
捨てるなんて物じゃないしねえ、赤ちゃんだって正常な神経なら捨てたりしないよね
自然に返すのは親元以外にはなく、そうでなければ共同生活あるのみ。
成長して元気になっても誰も自然に返すなんて言わない
それが僕の家族なんですね。
2007年からミルとナナも我が家で共同生活ですね。
一度ナナは僕の歩く猫さんロードに連れて行った事があります
まだ4兄弟が仲良しだった頃です。
きっとナナは神経疲れたでしょうね、知らない猫さんが4匹も居てね
ミルが亡くなってから5年が過ぎ
チロさんが来ました。
ミルとナナは本当に幼い頃から我が家で育ちました。
チロさんは成猫です
ミルが小さい後入りのナナを可愛がるのとは違い
成猫のチロとは距離を取りながらの生活なので打ち解けるまでには時間が
かかると思います。
チロさんが来てからはナナはきっと複雑な気持ちだと思います。
チロはうちに入って3ヵ月になります。
最近は追いかけっこしたりはしていますがお互い距離はとっているようです。
ナナは精神的な事からしばらく声が出なくなりました。
鳴いても声が出ないと言うものです
やっと鳴き声を出すようになりました。
相性が特に悪いと言う事もないので喧嘩はしませんが
時々猫パンチ程度はお互いしています。
雰囲気的にはナナは自分の居場所と家族を専有しているような素振りがあり
チロさんは一歩引いて譲りながらの動きをしていて
チロの居場所は僕の椅子ですが僕が椅子に座ると
床に下りて座っています。
夜寝るのも僕の椅子です
ナナは少し高い位置にある台の上で
寝る時はいつの間にか妻の身体の上に乗っかっています。
チロが来るまでは無かった行動ですね。
寝ても妻や僕の足もとでした。
また昼間はナナは二階の誰も居ない娘のベッドに居ます。
まだチロが来てから3ヵ月です
チロはまだ僕の椅子に居る以外の場所は無く
サカリが付いている事もあり椅子に居ない時はウロウロ
家の中を徘徊しまくったりです。
これから狭い我が家でそれぞれの居場所を確保する事でしょう。