猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

運命論 チロさんの巻

運命とは決まっている事であり変える事が出来そうで出来ないものである

それはタイムマシンで過去へ戻り未来を変えるなんて事が出来そうで

出来ないような構造なのでしょう。

例え今をいじくってもその行為そのものが既に運命の中に組み込まれているような

ものです。

また未来が見えない事が明日への希望となっている事も付け加えておきます。

明日が現実的に見えたらもう世界は無いのと同じ事でもあります。

 

さて現在うちにはチロさんと言う猫さんが家猫として居ます

これも運命の流れの中で決められた通りになっているのだと思っています

そもそもチロさんとの出会いは現在の猫さんロード無くしては

繋がらない運命の糸でもあります。

猫さんロードを歩き始めたのは2017年の秋

そのウォーキングコースから家に戻るとき自宅近くに

デビ君と名付けた猫さんとの出会いがあります

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デビ君

2017年11月にデビ君と出会い翌年3月まではこのデビ君が毎日来るように

なりました。3月のある日突然来なくなったのです。

事故なのか病気で亡くなったのかはわかりませんが初めて出会ったときは

猫さんロードの帰りだったのでキャットフード置いてみると近づいて

食べたのので人慣れしているのかなと思い近づいてキャットフードを

再度あげようと手を出した途端爪を出した猫パンチでかなり深い傷を負いました

こいつ近づくわりに獰猛な猫だなとデビルと名付けたのです。

初めは手を出すのは危険なので小皿にキャットフード入れて差し出したのです

いつしか凄く懐いて毎日来るようになりました。

それが先に書いたようにある日突然来なくなったのです。

でもまたいつか戻って来るのではないかと裏にある棚に餌を置いたのですね

するとその餌が無くなってる、入れては無くなる感じで猫なのか何なのか

その餌場にカメラを取り付けました。暗いと見えないので何かが入ると

ランプが付くようにセンサーライトも取り付け録画し続けました。

それには色々な猫さんやイタチが映りこんで居ましたがデビ君ではありませんでした。

その色々な猫さんの中にチロさんは居たのです。

 

その時のチロさん

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白グレさん

ウェブカメラに映し出されたチロさんは色合いが白とグレーだったので

ずっと白グレさんと呼んで居ました。

そして初めて野外で見かけた時カメラで撮ったのが次の写真です

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初めてカメラで捉えた白グレさん

ウェブカメラでの色合いとは違っていましたがずっと白グレと呼んでいました

もちろん懐いてはいないので近づく逃げる猫でもありました。

 

その当時懐いては居ないけれど近づいて来る猫さんが居ました

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くるぶしさん

くるぶしさんは2018年12月から2019年7月まで訪れていましたが最後まで懐く事は

ありませんでしたが一時間二時間と待つ猫さんでした。

白グレさんとは顔見知りでこのくるぶしさんが居る事で白グレさんは

近づき始めたのです。白グレさんはくるぶしさんと違い短時間で懐くようになり

くるぶしさんと入れ替わるが如く毎日訪れるようになりくるぶしさんの姿は

いつしか無くなりました。

 

白グレさんは色んな顔を見せてくれた猫さんです

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一体どこから来るのか近所の猫エリアでも見かけた事は無いし

飼い猫なのかどうかも不明なままでしがいつも近所のアパートのベランダの

一角に座っていたのでそこの人が飼っているのかなと思い聞いた事があるのですが

違っていました。後から思うとそこに居たのは僕らが出かけて居る間

僕らが戻って来るのをずっと待って居たんですね。

家の前では餌やりも人目に付くのである日勝手口をあけると中に入って来ました

当初は扉を閉め扉の後ろで餌をあげていたのですが家にあげて見ると

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中に入って来た白グレさん

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野良猫とは思えないような白グレさんでした

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家の中に居る時間も多くなりましたが野良猫さんです

外へ出れば

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そこは自由な空間でもあったのです

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そして気づいたのです

娘がお腹が大きくなってる

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しんどいのか家に入ると安心して横たわっていました

ある日お腹が小さくなっていました。そして

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白グレさんはこのアパートの床下に子供を産んだようです

遠くから見て居たら床下に入って行くのが見えたのです

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白グレさんの子

アパートはすぐ近くです、いずれ子供を連れて来るなと予感しました

間もなく自宅前の側溝に引っ越して来たのです

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白グレさんと子猫

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子猫

この時何れ親子共々家に入れるしかないなと考えていました

子猫もその内、親に習い僕らに懐くだろう

また家族もそう思い始めていました。子猫がこの側溝に来て一週間

裏に設置してあったカメラをこの側溝に向け設置しなおした翌日

子猫は三匹とも居なくなったのです

居なくなった原因はわかりません前日に三匹のキツネを見かけました

それが原因かもしれませんし、近所の人が子猫達を見ていたので

動物管理センタへ等に知らせたのか全くわかりません

もう一日カメラの設置を早くして居れば子猫達の様子や

付近の動きも捉えていたはずですけどね

カメラ設置してからも子猫の姿は捉える事はありませんでした。

子猫が居なくなり白グレさんはこの側溝を行ったり来たりするばかりで

子猫が居なくなって三日目に白グレさんを家に入れる事にしたのです。

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家に入れた時にはおっぱいはパンパンになっていました

白グレさんのグレーは茶系の色だしそれまで家族は

白グレさんの白をとってシロさんと呼んでいたのですが

娘が茶色のチを付けてシロ→チロとなりました。

 

運命とは過去からずっと繋がっていてその決まった道のりをそれぞれが

歩いているのです。

決まっているからこそその決まった事を今実行しているという事でもあります。

チロさんと出会ったとき家猫にしようなんて決めていたわけではなく

お互いが決まったことを決まった通りに歩いて来れば決まったところに

辿り着くという事です。

事故なども全て決まったところへ決められた通りに行く事で

現実となるのです。

チロさんを家猫にするなんて思わなくても家猫になるのです。

事故もそこへ足を向けるつもりでなくても決まっていれば

そこに行ってしまうのです。

 

運命論からだとコロナも同様で回避しようとあがいても

決まったところへそれぞれが向かうだけです

防ごうとしても防げないし

万全の術を尽くしても決まった道しか無いのです。

平常心あるのみ運に任しておけば良しです。