猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

猫4兄弟とまろさんドラさん

人の世は猫を被った世界、そこに真実など何もない

そう、建前だけの世界、そこへ行くと猫は猫を被っていない

真実の世界がそこにある。

昔から本音と建前で行くと僕は本音で生きて来たから

人の世ではまともに生きて行く事は無理です。

嘘だらけの世界に生きていても形が無いのだから

そこで学ぶよりは自然に生きる動植物の方が尊い

テレビを見てもどこを見回しても嘘の世界が広がる。

求めているものは人の世界では無いに等しい。

特殊詐欺がどうのこうの言われているが

人間そのもの特殊詐欺で出来た特殊な生物である。

嘘だらけ、まだ特殊詐欺の方が目的と実態がハッキリしていて

見分けが容易い。

人間社会は見分ける必要が無い程嘘だらけなので

始めから信用する必要さえ無いと思えばいい。

 

さて猫さんと出会い2年と8ヵ月

出会った頃の兄弟はいつも一緒に暮らしていた

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おかあさんと4兄弟

お堂はいつも4兄弟の独占の場であった。

この4兄弟は元々は墓所の駐車場近くで畑のおじさんやおばさんに可愛がられていた。

ある時から僕が子猫エリアと呼ぶ猫達の中に白黒の猫が居てその猫がこの4兄弟を

追い回して駐車場付近からお堂より下にあるヘアピンカープ付近に逃げてそこへ住み着いていたのだった。おかあさんはまだ駐車場付近に棲みついたままでした。

僕が初めて出会った時はその付近だったのだ。

そしてここから自然に付いて来るのでお堂が集合場所のようになった。

おかあさんと出会ったのは畑のおじさんがこの4兄弟のおかあさんが

駐車場近くに居るとの事から足を運ぶようになった。

初めて会ったおかあさんは警戒して近づくと離れる猫さんでしたが

すぐに懐くようになった。

4兄弟の中で一番先に懐いたのはおにいちゃんとクロさん

そして警戒心の強いチビ、最後がどくちゃん

どくちゃんは単独で居る事が多くてたんどくさんと名付けたが

次第にどくちゃんと呼ぶようになりました。

畑のおじさんには凄く懐いていました。

そのどくちゃんがある時からおにいちゃんを追い出し

次にクロさんを追い出し、最後まで仲の良かったチビを追い出し

4兄弟は分裂してしまったのです。

この分裂が僕のウォーキングの距離を伸ばす事になりました。

お堂までの往復ではせいぜい4000歩も歩けば終わるのですが

現在は確実に2000歩増えました。

それぞれに会うため家からお堂までと言う往復はなくなり

お堂のある里山を周回するようになりました。

どくちゃんに他の兄弟がテリトリー追われる度に

どこに行ったか探す為、あちこちと回るうちに

里山周回コースとなってしまったのです。

 

出会った頃の4兄弟はよく僕に付いて来ていました。

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自宅近くまで来たクロさん

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自宅近くまでクロとチビ

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自宅近くまでクロとおにいちゃん

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おにいちゃんとクロ

チビ、クロ、おにいちゃんはここまででした。

そしておかあさん

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おかあさん

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車道を越えてまで付いて来たのです

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ついには自宅裏に来る裏猫さんに用意した餌場まで来てしまいました

この頃からあまり付いて来るのを続けてはいけないなと考え

キャットフード与え食べている内に離れるようにしたのです。

そうしないと毎回付いて歩くようになってきた事で

別れるタイミングを作るようになったのです。

どくちゃんだけはあまり付いて来る事は無くいつも写真写す

印象的な木のある少し先まで来たら引き返していました。

今では一番行動範囲も広くほぼ里山の小山はテリトリーとして制圧したような

感じではないでしょうか。

 

 

まろさんと4兄弟の出会いは圧倒的にまろさんが強く

まろさんが来るとおにいちゃん以外は尻込みして慌てて逃げたりしていました。

特にどくちゃんはまろさんには弱かったのです。

クロさんやチビは一旦は逃げてもじわじわ近づいて程々の距離を保ちながら

お堂に居ました。

ドラさんとまろさんは仲が良く、またまろさんと4兄弟のおかあさんも

仲が良いのでした。

不思議とドラさんと4兄弟のおかあさんはダメでしたね

おかあさんがドラさんを寄せ付けないのです。

猫の関係も色々な模様があり変化もしていきますね。

 

2018年のどくちゃんとまろさん

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まろさんに威圧されているどくちゃん

こんな感じでどくちゃんはまろさんがお堂に来ると逃げるようになりました。

またまろさんが先にお堂に来ているとお堂の敷地内には来れず遠くに居て

呼んでも近づきませんでした。

僕が連れて来ようとどくちゃんに近づくとそれを察して逃げてしまうのでした。

 

一年後のどくちゃん

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威圧しているのはどくちゃん 逆転しかけた頃です

その頃のどくちゃん

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小猫エリアで頭角を現した頃です

どくちゃんも逆転したとは言えどもまろさんには一目置いていて

他の猫さん達が居ない時にはどくちゃんもまろさんも距離を置いていました。

まろさんも近づかず、どくちゃんも近づかずと言う距離感です。

しかし

どくちゃんが子猫エリアのボスのようになっている事もあり

子猫エリアの猫達が周りに居る時はまろさんが近づくと自分から

まろさんに近づいて威圧する光景がよく見られました。

恐らくこれがボスの在り方なのだと思います。

配下に置いている猫達の前でビビる姿は見せる事は敗北となり

ボスとしての威厳が失われるからでしょう。

かと言って闘うのは避けたい、それが威圧となるのだと思います。

実際の力は均衡していると思います。

あきらかに差があれば即座に仕掛けるでしょうね

またまろさんもここで完全に逃げてしまったら

周りに居る猫さん達の笑いものになるだけなので

威厳を保つためどちらも逃げるに逃げられないシチュエーションのように

見えました。

 

まろさんも姿を消してしまいましたが

戦いに敗れ姿を消してしまったのか天命を全うしたのかは

定かではありません。

僕もまたやっとまろさんが僕に付いて歩くようになり

やっと触る事が出来る関係になってから姿を消したので

まだ心残りとなっています。