猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

自由と束縛

僕は何より自由と言う言葉が好きだし憧れだし自由でありたい。

恐らくそれは心の潜在的な部分に拘束された心、拘束され束縛された身体を

解放したいと言う気持ちが常にあるのだろう。

当たり前に過ごす社会生活が僕にとっては当たり前でなく

不自由に感じているのだと思う。

希望したわけでもないのに幼稚園、学校、就職と言う構図に

割り当てられている事が僕にとっては拘束され束縛ているように感じているのだ。

それが故に拘束された中で最大限の自分なりの自由を吐き出しているように思う。

ルールやマナーなど一般の人が当たり前に受け入れ常識だと感じている事が

僕の中では異常だし違和感そのもの。

発言さえ決められた枠の中で当たり障りないような言葉を選び

気を使いながら生きることが幸せなのだろうか?

 

協調性、和と言う言葉が僕は嫌い

言葉の意味は解かるし大切な事だとも思っているけれど

協調性を持たされる事が嫌い

和を大切にさせられる事が嫌い

 

自由は好きだけど束縛されるのは嫌い

だからと言って何でもかんでも自由でいいとは思っていない

何でも自由だったら人を殺すのも自由じゃないか

家を燃やしたっていいじゃないか

それは自由とは言わない。

自分を正しく戒める事の出来ない人は自由なんてありません。

 

みなさん正しいと思う事を誰の前でも発言できますか?

先輩や上司、トップに対して人として正しいと思う意見を

正面からハッキリ言えますか?

遠慮したり躊躇したり。言えなかったりしませんか?

僕は正しいと思えば言って来ました。

自由とは発言もストレートに言わなくては発言にも自由はありませんよね。

よく言われてきた事に、「そんな事言ったら、先はないぜ」だとか

「お前は損する」みたいなことばかりでした。

僕にすれば、なんで?って思うよね

みんな言ってるじゃない同じ事を陰で‥‥。

目の前にその対象がいたら言うべきでしょ。

ただ発言の自由は自分の首を自分で締めてしまう事が多いのも事実。

でもね言わなければいけない事は心に収めていたら

何も変わらない、それこそ操られたロボット、拘束され束縛されてしまった

人間になる。

 

学校そのものは好きではなかったけれど

中学校だけは好きだった、嫌な先生も居たけれど

それはそれでもう想い出の中

何が好きだったかと言うと当時の校長先生の考え方だった

今ではあり得ないし、後にも先にも僕らの在学中だけだったのかも

知れないが。

それは学問より情緒を育てなさいと言う先生たちへの指導でした。

それを良しとして授業を行っていた先生は数少ない。

何よりも情緒を育てて欲しいと言う校長の意思は凄いなと感じた

教科書が終わらなても構わない、それより情緒

つまり人の心を豊かにする事が大事だと言う事で教科書は二の次です。

僕らはそれで三年間育ったのです。

そこに拘束や束縛でなく自由が割り当てられたと言う事でもあります。

特に国語の先生は校長の指導に共感を得ていたので最高でした。

もちろん教科書は三分の二も行ってなかったと思います。

 

天気が良い日は部屋に籠るよりは外で遊ぼうと言う事です。

体育でもないのに野球でもいいし、バレーボールでもいいってわけですね。

それを実際に行った一人ですね。

秋には紅葉を学校近くの神社などへ出かけたり

ただの散歩だったり社会見学見たいな事だったりです。

 

他校から転向して来た優等生なんかイチャモンつけていました。

教科書終わらせて下さい、学校は勉強する所ですなんてね

教科書では情緒と言う言葉の意味しか教えられないよ。

しかしあまりにも自由奔放過ぎて僕らが卒業した後PTAのクレーム等で

学校自体が拘束されてしまい。情緒教育は消えてしまいました。

今皆さんが見ている世の中はそのような教育が無くなった社会なんですよ。

僕の友人は当時の友人だけです。

何故なら情緒教育の無い人達と話をしても答えが見えてしまって

興味持てないだけです。

 

また先生もサラリーマンで、割り当てられたこと以外のはみ出した事は

出来ない人ばかりだと思います。

そのような社会で我が家の子供も学校へ行くわけですが

情緒教育は僕の背中を見て学んだと思います、

よく学校から子供や学校へ望む事など記入する項目がありましたが

それには

サラリーマンとして勤めている先生には希望などありません

子供が行き詰った時など校長や同僚先輩振り切って授業を放り出しても

子供を守る先生が居れば託しますが、サラリーマン先生なら

何も教えなくても構わない。

そんな程度の事しか書いた事がありません。

人として大切な事が社会と僕では差があり過ぎて

つまらない。