無信仰なので天国や地獄がどこかに実在するとかはわからないけれど
相対的に考えると僕らの住んでいる現世は生き地獄のように考えた方が
道理に合いそうです。
天国、地獄どちらも住めば都かも知れませんね。
どちらも「死」と言う観念がなさそうだし、どちらも比較材料が無いので
ハッピーでは無いでしょうか?
そこへ行くと現世は生身の身体だし日々の出来事を垣間見ると
地獄がありそして天国もあるように思います。
その+-の差を計ると生き地獄そのものですね。
地獄なら-方向ではありますが同様に天国もまた+方向のみなので
比較材料は何もありません。
現世は生身の身体と心なのでこれほど過酷な場所は天国や地獄にはなさそうですね。
みんな当たり前に生きて当たり前に死んで行くので深く考える事は無いでしょうが
ニュース見ても悍ましい事があったりもちろん楽しい事も満載ですが
現世でハッピーになるのは鈍感な人だけだと思います。
+-の差がそれを指しているように思えるのです。
今、歓喜しているあなたはその場面だけの瞬間だし
今苦しみの渦の中にある人もその瞬間だけ
それぞれの距離が遠い事から鈍感なだけでその距離が近ければ
とてもハッピーには慣れないって事ですね。
ウクライナ、ロシアも遠い国の出来事には違いないのですが
ニュースで近くへ持ってくれば思い切り楽しむ事は失礼だしね。
至近距離に天国と地獄があるような空間だと生きる事さえ難しいですね。
それは誕生日やハッピーなお祝いしようと準備している中で
隣で不幸があったりすると一瞬で吹き飛ぶような光景ですよね。
天国や地獄にはそんな落差は元々ない事からどちらに転んでも良いでしょう。
現世ではその辻褄を合わせる為に色々としているようですけどね。
天国と地獄は右と左に分かれる部屋のようなもの、どちらでも同じ。
現世は生き地獄で天国にしようと思っても出来ないようですね。
現世の此処にいる事が現実だと言う事を忘れない様にしましょう。
1秒1秒を楽しむ、どんな出来事も受け入れる。
わしが死んだら笑え。