利益追求するのが産業でもあります。
その戦略は特に日本人は顕著だと感じます。
色々な機器も革新的なものはあるようでありません。
革新的と言うのはテレビならブラウン管から液晶への移り変わりだったり
カメラならフィルムからデジタル、またレコードからCDと言うように
完全移行するようなものが革新的なものであり、後はほぼ決まったコースを辿り
進化したように流すと言うものですね。
つまり既に最新の物は完成しておりそれを細分化して最新へと移行する間に
次々と新製品として売り出す。
事実は既にその先へと行くための新製品、つまり=旧製品のようなものですね。
カメラ等もそのような感じで進化したように見せかけてはいますが
既にその元は出来上がっていると言う流れです。
そこへ向かうまでが成長し続けられるからと言うものです。
工場などで改善だとかもよくあり改善提案など募りますが
一度に革新的なところへ持って行くと後は改善のしようがないので
ステップごとに完成型に近づけると言うものです。
改善ごとに改善提案に対しての報酬があるのでそれはやはり利益となります。
小出しにする事で幾度もその利益を頂くと言うものです。
カメラなら画素数等の段階もそれに倣っています。
最初からいきなり完成品を出してしまったらそこで成長が止まるので
小出しにしながらの駆け引きですね。
くじ引きならば一等はあっても最初に引かれてしまったら魅力がなくなるので
隠して置いて後から入れるやり方ですね。
卑怯と言えば卑怯な手口ですが利益を考えた場合は得策と言う事になります。
ユーザーはその魅力で買い替えへと走ります。
利口な手口ではあります。
革新的な物が新たに出ない限りは消耗品として寿命と言う形も既に盛り込んで居ます。
故障や耐久年数など壊れるべき時間も考慮しないと成長は止まるんですね。
あまりに素晴らしく作り過ぎると半永久的になってしまいます。
そうなるのは避けなければなりません。
テレビ4K、8Kも恐らくかなり前に構想、完成型は出来て居た事でしょう。
時期を間違うと損失は大きいのでそこが各社の駆け引きとなります。
色々そんな観点から物を見ると中々面白いですよ。
物を手に入れる時はシリーズ最後付近の旧製品がいいとも言えます。