これまでに沢山の猫達が消えて行きましたが
その内の何匹かは僕らの歩く範囲外で元気にしているのだと思います。
後は自然淘汰や事故、寿命もあるでしょう。
猫さんの多い場所は毎日歩いたりしてある程度は分かりますがよくよく考えれば歩く範囲はたかがしれています。
また最初に出会った4兄弟のおかあさんの子の3匹は偶然にも猫好きお姉さん宅を本拠地として元気で生存している事を考えると
これまでに消えた猫さん達がまだ別の場所で元気に暮らしている事は十分考えられますね。
もし猫好きお姉さんと面識も無く情報も入らなかったらもう既に淘汰されてしまったのだと考えてしまう事でしょうね。
娘の友達の所にも飼い猫ではないが来ると餌をあげ放し飼い風となっている事も聞きました。
良い方向で考えるとテリトリーから追い出された猫達も路頭に迷いながら放浪している内に心優しい人と出会いその辺りを棲家として
暮らしていると考えてもおかしくはありませんね。
猫好きお姉さんのところに住み着いている事が判明したとしても出会う確率は低い事からも偶然でも無い限り僕らの歩く範囲外に出てしまったら次に出会うのは年単位だと思います。しかも偶然でね。
以前家の裏に餌場を設置した時
何処からともなく猫達が出入りするようになりましたがその時はやはりその猫たちを最近あまり見なくなったなあと思った人もいることでしょう。
またその内の一匹はうちの猫となり
この2年間家の中だけで過ごしています。
チロさんはシャム系なのでわかりやすい猫ですがこのチロさんを知った人はきっと2年間見かけていないから死んだのだろうと思っているに違いありません。
近所のチロさんを知る方も
見なくなったのでどうしているだろうと心配していたそうです。
僕が家に引き入れた事を話した時
良かった良かったと安堵していました。
僕らが思う以上に猫達は逞しく生きているかも知れないですね。
最近出会ったくろとん達も突然成猫になって現れたわけではないのでやはり何処かで
消えてしまった猫さんかも知れませんね。
温かい人との出会いがあれば流れ行く旅の途中に居着いたりするのでしょう。
猫さんが人の目に触れる場所に居るのは
一部だけのようにも感じます。
本来は人の目に触れないよう生息しているのが普通かも知れないですね。
僕らが目にする猫さんは人との関わりの中で姿を見せるようになった猫さんなのでしょう。
消えた猫さん達が今日もどこかで
優しい人く温かい人の目に触れながら
元気で過ごしている事を願っています。