自然の中の猫さんとは俗に言う野良猫さんの事ですが
この4年間で色々な野良猫さんに出会いましたが
それぞれに個性があり色々と学ばせて貰っています。
コミニュケーションと言っても言葉は通じないので巷では良くないと言われる
餌やりがその第一歩となります。そこは人の子と同様で人の子もまた
言葉は通じないので餌やり(授乳)と言う基本的なコミニュケーションが
嫌でも必要になって来ます。
生存と言う部分の大きな源はやはり食です。
それは他の生物も同じですね。
そこに一般常識を持ち出して来られると自然な形の共存は壊れてしまいます。
僕の家にも元野良猫さんが現在3匹家族として一緒に住んでいます。
僕らのような価値観を持った人ばかりだと自然の中の猫さんは
人の力を借りながら逞しく生きて行く事も出来るのでしょうが
一般常識の壁のせいで中々それも叶わない事だと思います。
まだまだ猫さんの気持ちはどんなものかは掴み切れないのですが
生きるための手助けをしてくれる人達に対しては心を開くようです。
それもまた性格や個性があり時間がかかるのですが
出来れば人の形をした生き物にもっと安心して心が開けるといいなと思います。
心を開くまでは警戒して逃げますが、心を開いてくれると黙っていても
近づいてくれます。
また知らない人や敵対する人に対しては警戒心は中々解く事も無く
距離を保つようです。
子猫のうちからだとわりと早くコミニュケーションが取れるのですが
成猫ともなるとある程度人慣れしていても距離が縮まるまでは
少し時間がかかります。
人の形をした姿で恐い思いをした猫さんや人と接する事があまり
無かった猫さんは懐くまで年単位の時間を要すると思います。
これは恐らく猿や熊、イノシシ、里山近くの動物や鳥類等も同様だと思います。
その警戒心は命を守るための本能でしょうね。
猫さん等は普通に見られるのですがそれでも人を警戒します。
命を守る為の本能ですね。
あまり目にしない動物はなおさらです。
殆どの野山に生息する動物は僕らから逃げる事が命を守る事になるので
余程の事が無い限り人を意識して襲う事は無いと思います。
人を恐い物として認識させてしまったら逃げるか襲うかの選択を
一瞬の内に判断するのだと思います。
飢えていない限り逃げるのが普通です。
猫さんロードを歩いて気づいた事は置き餌して居るところの猫さんは
人慣れはそこそこしていますが自分から人に近づく事は無いようです
近づかなくても食べていけるので誰も居ないと安心して食べる
人が来ると離れる、そんな感じです。
人と接しながら食べている猫さんは懐くのも早く警戒心は薄いようです。
新しく生まれて来た子猫も最初から人の優しさを知ると
警戒心は薄いようです。
そんな子猫達も恐い思いを幼い内に経験すると人を恐いものとして
心を開くまでに時間がかかるようです。
きっと母親の動きや警戒心がそのまま反映するのでしょうね。
誰もが大らかな目で猫さんに接して居れば殆どの猫さんは
人に対しての感情が良いものとして育つのではないでしょうか。
くろとんと出会って4カ月目やっと触る事が出来る様になりました
くろ友は早い内から触れることから人と接しているなと感じました
友トラさんはくろ友より警戒心が強いのですがもう触る事が出来る事から
やはり人と接する事が出来ている猫さんです
しぃちゃんはやっとこの時点で気づいたようです
畑から住宅を見るとギャルオがこっちを見ていましたがここを後にしました
久々この道から上がりました
石材店が開いているので裏へ
一旦そのまま裏山から車道に出ておばちゃんの畑のところからクロさんのエリアへ
その途中
喧嘩するような猫さんこの辺りでいるのだろうか?
お好み屋さんの猫かはたまたじゅんちゃん、てんちゃん?
子猫エリア付近で石材店のおじさんが出ていたので挨拶して少し話を
今年は4匹避妊手術したと言って居ました。
3匹は分かったけど後は誰だろう?スリム、ランチン、Hanaちゃんと誰?
ミミちゃんだろうか?近い内わかるでしょう。
帰りの子猫エリアでは
帰りはヘアピンカーブから帰りました
一路家路へ
付録
まろさんは翌年から4兄弟の居たお堂に来るようになり触れるようになるまで
二年半くらいかかったと思います。僕が歩くと付いてくるようになってから
やっとまともに触れるようになった感じです。それでも時に猫パンチが来たりで
警戒しながらスキンシップでした。
まろさんと同じ近所の猫エリア
ギャルオは早くから見ていましたが近寄る事も無く発情期には4兄弟のおかあさんに
付きまとうストーカーのような猫さんで近づくと逃げるだけでした。
当初白と黒の配分がビリギャルに似ていたのでニセビリギャルと名付けていましたが
おかあさんに付きまとう事でオスとわかりギャルオと改名しました。
おかあさんが昨年子供を産んでからは段々おかあさんのエリアに現れるようになり
今年になってからはおかあさんの子達を追い出すようになりました。
今年の子が生まれてからはおかあさんの一家の家族のようにこのエリアに
定着気味です。おかあさんとすーちゃんの子が7匹居たのですが現在は1匹だけとなっています。
ギャルオと僕はまだ少しお互い警戒しながらのスキンシップ中です。
触れますが振り向くと来るかな?そんな感じですがまろさんよりは
触りやすい猫さんですがまだ恐いです。