今日は珍しく午後から歩く事になりました。
睡眠不足はいつもの事ですがそれが酷いのか体調不良なのか
夜勤が終わり家に戻り娘を見送るまでに一時間ちょっとしかないので
娘の送迎後に歩こうと思っていましたが娘を送る時には睡魔が遅い
10時ごろから一時間半ほどくたばって居ました。
そんな事で昼食済ませ歩くのは辞めようかと思うくらいでしたが
猫さんの顔を思い浮かべるとジッとしていられなくなり
せめてお堂までと歩く事にしました。
夜勤でのナースコールのタイミングが悪く仮眠があまり取れなくなった事で
リズムが狂ったのでしょうね。
僕が仮眠取れるのは午前0時から3時までです。
0時半ごろお爺さんからナースコールがあり足を運ぶと特に用事もないようでしたが
僕と話がしたいだけの様でした。
話し込んでいる内にお婆ちゃんからのナースコールでトイレ介助
話の途中だったのでトイレ介助が終わりまたお爺さんのところへ
取り留めのない話ばかりの中に以前も聞いた話が出ました。
それは「この施設では薬で歩けなくして施設から出られない様にすると人から
聞いた」なんてね、被害妄想だと思います。
少し説教したので少しは疑いが晴れたかも知れませんがまたぶり返すかも
知れませんね。
何か老人ホームのような施設と勘違いしてるようです。
確かに老人ホームなどは終身、看取りまでと言う感じですが
僕の居る施設はサービス付き高齢者住宅、サ高住ですね。
基本は自立出来る人の住宅なので介護とがあまりに酷いと余程の事が無い限り
他の施設へと移る事になるし、一番の要は住宅なのです法的にも
夜間に人を配置しなくても良いのです、それでは家族が心配せず入居出来るために
僕らの様な宿直が夜間安否確認するわけですね。
そのような施設の在り方を話してあげました。
「あなたのように手がかかり過ぎる人が増えると施設は困るだけで
その限界が来ればここから出て貰うだけになるよ、自立できるお年寄りが基本だし
それでは入居する人も集まらないし施設そのものやっていけなくなるでしょ
職員はじめ宿直全員が望むことは手がかからない高齢者だという事を
ちゃんと知ってから自分の立場を考えんさい、今の様に歩けないだとか
薬がどうのこうのと言って本当に歩けなくなったら此処に居たくても
居られなくなることを忘れんようにね」
一時間位話をしました。
一応「ありがとうございます」と言われました。
そうこうしている内に3時の巡回となりました。
3時半ごろそのお爺さんの部屋から物音がしたので見に行くと机の引き出し
引っ張り過ぎて物が散らばっていたので片付け
「もう夜中にごそごそせんと寝んさい」
そして4時ごろまたおばあちゃんのトイレ介助のナースコールで
最後の仮眠も出来ないまま朝を迎えました。
幸い入居者からは嫌われていないのでその点は嬉しい事です
今回のお爺さんも僕が居ないと施設職員などに
「いつ来るか?あの人はよく話を聞いてくれる」だとか時には僕を指名して
来てもらいたいとリクエストがあったりです。
またお婆ちゃんの方もトイレ介助でトイレまでの付き合いを
喜んでくれています。
恐らく僕の言葉遣いや仕草で伝わるものがあるのだと思います。
言葉遣いといっても丁寧だとかではありません、普段語で好き放題です
ただ優しさは込めていますけどね。
これまで施設が手を焼いていた他のおばあちゃんも僕のいう事は良く
聞いてくれた事からも他の人には無いものがあるのだと確信しています。
僕はいつも思いやりと優しさを以て接していて仕事の外側にあるものを
大切にしているのでそんなところが気に入られているのだと自分では
思っています。
当たらず触らずの振舞はしないしね
もう今は施設から他の施設へと移されたおばあちゃんも居ましたが
それは手がかかり過ぎるのが原因でしたが僕に対して大丈夫でした。
素直にいう事を聞いてくれたけれど他の人だとガンとして受け付けない
事も僕だとすんなりと聞いてくれたりしてくれていました。
シフトが一日他の人と入れ替わりそうです
朝の職員が一人しかが居ない日に僕が居て欲しいそうです。
これも仕事外の僕の姿勢から来るものです
別にやらなくてもいい仕事を職員が居ても居なくても僕が平素している事が
助けになっているようでした。
これは僕の性格なのだと思います。日々人の仕事を見て
これをやっておいてあげたらあの人少しは楽になるだろう
そんな感じで自然と出来る所まではやってあげようそんな単純な事ですけどね。
長い話になってしまいました。
今日の猫さんロード
お堂下で畑のおじさんが草刈りをしていたので少し話をしたついでに
子猫エリア裏によってみました。
他の猫さんも呼んで見ようかと思ったら石材店の車が戻って来たので
帰る事にしました。
近所の猫エリアの上り口に久々のニセまろさんが居ました
久々のニセまろさんかなり老いを感じました