猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

猫の4兄弟と出会っていなければ カメラと写真

僕が毎日カメラを持ち歩くようになったのは2008年8月からでした

それは退屈な時間を少しでも紛らわそうと思い始めてからの事てした。

当時会社の身勝手な給料引き下げによって家庭に少しでも負担をかけるのは

僕の本意では無いので今住んでいる矢野と言うところから出島まで

自転車通勤をする決断をしました。

それまではマイカーで高速を走り通勤していました。

それを自転車通勤する事で給料引き下げの影響を最小限にしようと

考えた結果です。

通勤は約一時間ですが僕の性格からは就業一時間前には到着するよう

早い時間から出かけていました。

時間に余裕があり過ぎて宇品辺りでのんびり過ごすうちに

その退屈さを埋めるためにカメラでもと、写しても写さなくても

毎日持ち歩くようになりました。

この仕事が2017年3月で契約解除となりましたが

相変わらずカメラはいつも腰のウエストバックに入れ

散歩時も持ち歩くのが日常でした。

たまたま猫の4兄弟と出会い被写体がただの日常から

猫さん一色となってしまいました。

この猫の4兄弟には人を惹きつけるものがあったのでしょうね。

それまでにも日常で猫の写真はそこに猫が居ればシャッターを押して

居たのですが、それは花や虫を写すのと変わらないもので

その猫にまた会うだとか、その虫や花にもう一度なんてそんな感情は

起こりませんでしたが猫の4兄弟は初めて会った瞬間から

また会いに行く、また会いたいと思う感情になったのです。

この感情は普通に見かける猫さんにはなかった魅力ですね

言葉はありませんが猫さんもこちらに語り掛け僕もまたそれに

応じるような自然の流れです。

 

猫さんに出会う前のカメラが見たもの

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猫さんロードを歩く直前までは上に写真のように日常の有りふれた写真でした。

猫4兄弟と出会ってからは「猫」そのものが主体でそのついでに

目で見えて気になったものが混在する程度ですね。

 

4兄弟と初めて出会ったのはおにいちゃんとどくちゃんでした。

その初めての猫写真

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おにいちゃん

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どくちゃん

以心伝心何か僕に伝えています。僕もまたそれに呼応するように

この日から毎日猫さんロードを歩くようになり今に至っています。

出会った猫さんは60匹は超えているのではないかと思います。

このロードを歩くきっかけは左膝半月板損傷を克服するためでした。

整形外科二か所で手術するしか無いと言われましたが

接骨医では外科は切りたがるけれど切らない方が良いですよ

多分歩けるようになりますと約一か月で膝のロックも無くなり

二か月目に後は治療の必要は無いので自分で治せばいいですよと

坂道を歩く事を推奨されました。

このおにいちゃんとどくちゃんの写真はその坂道を歩いた初日の写真です。

この日から毎日歩き続け3年と10ヵ月になります。

僕を歩かせる原動力そのものです。

この出会いがなかったらきっと今頃はゴロゴロした毎日となって

居た事でしょう。