猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

本音と建前

よく聞かされた言葉でもありますが

僕の歩いた道には建前と言うものが無いため

孤立せざるを得ない環境下に置かれる事になっています。

都合の悪い事も聞かれればストレートに口から出てしまう

聞かれなければ別に自分から言う必要はないのですが

聞かれて嘘をついたり誤魔化したりする自分は許せないのです

それは思春期の頃から大人を見て来て背を向けて来ました。

言っていい事悪い事が保守から始まっているのが

嫌でたまらなくてね、そうならないようにして来たつもりです。

そんな事から学生時代もクラブ活動等は避けて来ました。

先輩後輩の在り方を見ると大人の世界の縮小みたいで

みんな嘘つきに見えたのです。

とにかく真っすぐ生きたい、白眼視されてもいい

どうせ自分は世の中には認められる事はない

認められてしまったら嘘つきの片割れになってしまう。

世の中を上手に渡ろうとすると良い所だけ見せて

頭を下げながら狡く生きる

嫌だよ、そんな大人にはなりたくない

こう言う信念のような眼で真っすぐ見据えて世の中を見たら

生きる事の意味さえ僕にはなくなってしまう。

だからこの世界を見渡すとこんな嫌な星は他にはないだろうなと感じる。

本当の事が真実が何も見えて来ないのだ。

思春期の頃はこんな世の中の大人の中ではとても生きていけないと感じていた

とても耐えられない。

母はいつもそんな厭世的な僕を辛い目で見て居たと思う。

僕の真っすぐは母を苦しめた事だろう。

母は「お前がいつ自殺するか気が気ではない」

こんな言葉を母に言わせる僕は親不孝者

また母は「お前は神様のような人だから言いたい事も言えない」とも言わせてしまった

入り込む隙を与えていなかったのかも知れない。

僕の譲れないもの建前の無い本心なのだ。

仕事もコロコロ変わって行ったのも恐らくその僕の本心と

世の中の建前の歯車がどうやっても噛み合わないのだと思う。

 

毎日猫さんロードを歩くけれど猫達の方が僕にとっては人間社会より

気が休まるのだ。飾らないありのままの本性と付き合えるのは

生きる事の意味を、自分の人生観と相まって

ストレートに語り合えるのかも知れない。

僕の為に猫さんが気を使ってくれる事も無ければ

僕の前で威張り散らす事も飾る事も無い

人間社会だけに身を置くと人間性の大切の部分が無くなりそうだけど

自然と接していると自分をいつも取り戻せる。

 

僕は真っすぐ生きている

損得勘定なんて考えていない

いつの間にか弱い弱い自分が強くなっているかも知れない

真っ直ぐ生きているから

心だけは磨かれて来たと思う

後はそれを死ぬまで続けるだけだ。

人として生まれ人として死ねればいい。

 

仕事も長く続けることが出来なかったけれど

それが僕の誇りになるかも知れません。

妥協は決してしない。

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解雇、契約解除以外殆どが事前通知なしでその場で辞めております

後先考えるようじゃまだまだ心は狡いだけです。