猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

クロネコヤマトの暴言 笑いたくなる

僕も長年運送業に従事していましたが、昔の方がもっと荒々しかったけど

現在は管理体制としてうるさいよね。

昔は運送業と言えばどちらかと言うとそれなりの人が好む職業で

建設業と並び荒くれ者が多く言葉も悪いのが当たり前でした。

スタイルも今とは違いどんな格好でも許されていた時代でもあり

サンダル履きや夏は麦わら帽や手ぬぐい腰にって感じでしたね。

企業に合わせ管理体制が出来て来ると、それについて来れない者が

あんな形で叱責されたりです。今回のはちょっと行きすぎた程度にしか

思えないけれど、よくある光景の一つかもね。

僕自身はあんな怒り方はまずしなかったです。

どうも運送業は先輩たる者が親切丁寧に教えないといけないですね

そしてミスは付き物です。

ミスは出来るだけしない方がいいのですが人間のやる事ですから

少々のミスは会社も顧客も大目に見て欲しいものです。

ゆとりと余裕の無い社会はきらいです。

僕自身宅配もやった事があるので大変さもよくわかります。

宅配業者を困らせない為に不在でも勝手に置いて帰るように

伝達しているので、それぞれ特殊なものでない限り

適当に置いて行くようにして貰っています。

宅配業者側の会社ではそれは禁物で宅配ボックスなるものが無いと

駄目なんですけどね、聞かれたら宅配ボックスに置いたと言えば済む事です。

万が一無くなった場合は僕の責任だから宅配ボックスごと持って行かれたと

答えれば何も問題はありません。

ちょっとしたミスやドジったりで怒鳴ったりするのは見苦しいだけです。

会社側も確認なんて言わないでも動画アップされたのだから

どちらが悪くても暴言吐く人は首にしなよ。

雇用したからにはどんな人間でも責任もって指導しろと言いたいね。

 

そう言う僕も長いトラック人生で一度だけ暴言吐きました。

それはとある自動車会社に出入りしていた時です。

後輩がいてあまりにもだらけた仕事をしていたのです。

後輩は午前一回、午後一回だけ荷物をその自動車会社から

倉庫へ運ぶのです、同じところへ僕は後輩より少し遠い場所から

午前2回、午後一回運び、また別の所から荷物の引き取りと

また持ち込むと言う移動5回するので残業になるのですが

後輩はたった二回で荷物が無ければ3時半に終わると言う

楽な方をやってもらっていたのです。

仕事ぶり見ていたらそうしないととても後輩では僕の物量こなせないと

言う事から会社もそう言う形にしたんですね。

ところが午後に突然電話かけて来て

「量が多くて一人では運べません」

これの連続でした。

僕は最後の仕事を後まわしにして行くと、彼は荷物運ばず

僕を待っているのです。

僕の心は揺れます。

なんで待っている間に一回運べばいいのに待っているんだ

つまり彼がそうしていれば僕が到着するまでに一度は運べるのです。

そこから倉庫は10分ですよ。

僕は到着するまでに30分から40分かかるんですね。

しかもです彼が一回では運べないと言う物量は

どう見ても一回で積める物量です。

 

得意先に彼の様子を聞くと、いつも僕に電話しているけれど

来るまで何もしていないし、得意先では一回で積める分量を

考えて出しているのに残して帰ってしまう。

あきれてしまうよね。

それがずっと続いていた上に教えていた通りのやり方を

していなかったのです。

彼は棚にある手荷物を一箱ずつ抱えて何度も50m先のトラックに

歩いて持って行く姿を見た時、それまでの我慢の限界が切れました。

オラァ~!!ええかげんにせえよ、いつもいつも足を運ばせやがって

わしが応援に来るまで車の中で休んでいて、積んで見りゃいつも

積める物量じゃないか。わしは他の仕事放り投げてまでこっちに

来てるんだ‥‥。

50m一箱ずつ‥‥、教えたのは棚からパレットに積んで一度で運べと教えたのに

得意先に聞くと得意先でもそうしろと言っているのにしないし

運べる物量なのにいつも僕を電話で呼んでいるとの事でした。

後にも先にも暴言吐いたのはこの一度きりです。

 

僕が前に彼の仕事をしていた時は、一日5回から8回も運んでいたのに

彼はその二回さえだらけた仕事です。

航空貨物なので5時を過ぎると罰則金が発生するので

他の仕事を放り投げて応援に来てるのにこの様だからねえ。

一年の契約更新はしないよう会社に申し入れ辞めて貰いました。

 

得意先で言われました。

僕が怒った姿は初めて見たって、でも十分納得出来る状態だと

職長ほかみんな賛同してくれました。

それ以後電話かけて来たら、電話の後ろで「お前また〇〇さん呼びよるじゃないか

電話切れ!」

当たり前だよね平米数計算して用意しているのに僕を呼ぶのは

理に叶ってないよねえ。

僕のは得意先、会社に認めて貰える暴言です。