猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

近くに自然が無いと人の心は失われてしまう

目を開き周りを見ると建物だらけで、日々電車や車で通勤するのが当然の事の様に

過ごしていたりいたりすると自然に触れ合う事は意識しないと出来なくなりますね。

時には瞑想するのもいいのではないでしょうか?

宗教的な事も何も考えず、目を閉じて部屋の中に居ることさえ忘れ

自然の空間にただ一人存在するようなシチュエーションですね。

自然と一体感を感じるような瞑想です。

天には空が広がりその先に無限の空間がありその一部になり

日頃の忙しい時間も制約もない自由な感覚を持ちたいものです。

日々猫さんと遊んでいると彼らの生き方は自然と一体になっていますよね

お金の為にあくせく働く事も無く自由気ままに生きています。

その分過酷な環境ではありますが、今を生きることに徹していて

明日の事や過去の事などあれこれ考える必要のない世界です。

痛ければ痛いと悲鳴を上げて敵が居れば一生懸命走り逃れ

寒さに耐える事も暑さを凌ぐ事も身体で覚え環境に適応させています。

一番素晴らしい本当の生きる意味を考えなくてもいい世界です。

 

また自然は自然の形を保つためにまるで決まったように川を削り

山を崩しているように思えます。

各地の古いダムなどもそろそろ老朽化し、最悪の場合は決壊しますよね

ダムを造る時にそこに住んでいた人も建物も森林も生き物も

そこから退居させるのなら決壊した時に下流の人達はどうなるのでしょう?

その範囲も含めダムの敷地だと考え建物はおろか人の建造物は道路も含め

無い事が望ましいはず。

でもそれをやるだけの財力は無いから将来の事などまず考えてはいないでしょうね

ダム建設が目的の中心だから、そのついでの特典だけを住民に話した事でしょう。

恐らく自然を破壊するとその何倍にもしっぺ返しが来ると思います。

前にも述べましたが目先の事だけの解決は一時しのぎのバンドエイドのようなものです。

これからは自然の猛威は激しくなるばかりだと思います。

一番上流のダムだけで自然の形態は既に変化し、海は海岸を失いつつ国土も

狭くなるばかり、川の土手や堤防をいくら補強してもやがて自然は

元の形に戻そうと百年千年万年に渡り自然の形へと水は流れて行くのです。

 

ダム建設の現場に行った事もありますがコンクリートの重さだけで堰止めているんですね、鉄筋など入れるわけには行かないからね、そのコンクリートの強度の具合の

サンプルを取ったりするために行ったりするのですが、永久のものではないんですね。

またダムを造ると言うのが最大の目的でそのオマケが貯水だったり発電だったりです

その貯水機能や電気の利便しか語らないよね、貯水機能が破壊した時はとてつもない

被害が出るし、壊れたダムじゃ使えない。

第一目的は造る事

何故ならその仕事引き受けたら10年20年30年単位で食いはぐれはありません。

決壊する時期にはその人達は誰一人いないのです。

わかりますか?この意味。

 

本来雨が降れば降っただけ海に流れれば良いのです。

その雨で水害に遭う場所はどちらにしても永久に住む事は出来ないのです。

狭い国土に集中した機能を集める事も良くないのかも知れません。

日本全体に人が散りばめられるような国作りが近代文明によって

全て壊されてしまいました。

通信網、交通網によって人の棲息する場所まで固定されてしまいました。

原発なども何れ恐ろしい事が必然的に起こるわけですが

原発推進派はその時既にいないはずです。福島はその恐さを

偶然にも早く知らせたようなものです。

 

もっと多大な被害が同時に起きた場合、争いの火種になるかも知れませんね。

猫さん電気も火も使いません、服も着ていません

娯楽は思い通りに生きる事です。

僕らもそうありたいものですね。