2017年3月に仕事は現役を引退しました。2か月のブランクを経て新しい職場が決まりましたが五日で辞める事になりました。自分の価値観では務まらないとすぐ感じました。
その仕事は知的障害児の育成のような場所だったのです。
僕の価値観は知的障害や身体障害があろうともそのままの状態で生きて行ける社会なので社会に適応すべく教育なんて形は合いませんでした。
現在の仕事は老人施設です。衰退の一途を辿ると言う人生の形です。
つまりこれから先、社会に適応すべく道ではなく、既に適応出来なくなりつつの方ばかりです。
それの受け皿が老人施設ではないでしょうか?
ありのままの衰退して行くお年寄りをありのまま受け入れ人生の終わりへ向けて
一秒でも楽しい時間を過ごして欲しいと思っています。
さて話は変わりますが2017年6月にこの施設に勤め始めたのですが
現役時代から膝関節を患い、ここに来て膝がロックすると言うアクシデントに見舞われ
仕事に支障を来すことになり二つの整形外科に行った所、どちらも手術しか無いと
強く勧められました。
自然治癒力を引き出すには整形では無理だなと感じ、整体医と接骨医の門を初めて
くぐりました。整体は金もかかるし一度行っただけです、保険の利く接骨医の方では
手術しなくても良いだろうと言う事で指導と簡単な治療だけで一カ月後には膝のロックもしなくなり2か月目には「後は自分で治せば良い」との事でウォーキングを勧められました。平地より坂道ですね。
そのウォーキングが猫さんとの出会いを作ってくれたのです。
毎日坂道で猫さんと出会い、お堂まで一緒に歩く楽しい時間が持て
飽きっぽい僕が現在もウォーキングが続いています。
猫さんのおかげですね。
その出会った頃は四兄弟はとても仲が良くお堂まで行くのがウォーキングコースでしたが、中の良い兄弟も分裂しはじめ、それぞれ棲みつくエリアが異なったため
現在はウォーキングコースもそれに合わせて何か所かを回るコースとなっています。
四兄弟と言っても同じ年ではなく2匹+2匹の年の違う兄弟です。
自然淘汰の流れで生き残った4匹ですね。
現在は7兄弟となっています。
2+2+3匹です。
ウォーキングを初めて3度は妊娠していると思われるのですが
自然は厳しいのでしょう。今年2度目の子が生き残っていますが前回、前々回は
姿を見る事もありませんでした。
また冬が来ると淘汰されるかも知れませんね。
さて四兄弟が仲の良かった頃の映像を紹介します。
BGMはオリジナル曲を使いました。
タイトルは「猫の詩 そよ風」です。