一昨日チロさんの様子はいつもと違っていた、落ち着きがない
食欲がない、狭い所ばかりに入り込む、そして毛布の中に潜り込む
そろそろかなと思い返してあげた、チロさんは僕の所有物ではなく
自然の中に生きる猫さん（確信はないけれど）
表現としては野良猫と言った方が分かりやすいけれど
この呼び名はあまり好きではない。
野良猫の類だと思うのは避妊していない女の子だからだ
放し飼いの猫さんなら避妊していると考えるよね
人慣れしているところを見ると人間に接する機会がある猫さん
若しくは一時期、人に飼われていて発情期を向かえ追い出された猫さん
そう考えないとあまりにも野生にしては合点がいかない。
戸を開けると躊躇なく入り込む野良猫さんなんて見た事がない
しかし世の情勢から考えると、今のチロさんと僕らの関係は
多くの意見では僕らが負けてしまうだろう
それはそれでいい、正しい中心を世の中は忘れてしまっているから
正しい事でも悪となるのは当たり前にある
さてこれからが問題になるかも知れません。チロさんが放し飼いの猫さん
捨てられた猫さんであったとしても、僕のところへ遊びに来るのは
居心地がいいからだろう、どこで産んだのかわからないが
産み落とされた場所によっては保護されたりするだろう
また場所によっては既に淘汰され始めているかも知れない
歴然と飼っている猫さんでもないし（今考え中）
世の中は野生の生き物、特に猫に関しては理解が無い
野放しの野良猫は「悪」以外の何物でもない
僕らは自然の生き物は自然で暮らすのが基本だと思っている
自然の中で異常繁殖は難しい、飼い猫ならば狭い空間で近親交配によって
異常繁殖し、取り返しもつかなくなるのは当たり前だけどね
自然はそんなに甘いものでは無い。
ちょっと話がそれましたが
チロさん出産後に訪れました、想定していませんでした
一週間後には来るかなと思いましたが想定より早く訪れました。
子猫の元へ返すため、すぐ出て貰いましたけどね
出産後一番に此処に来たとすれば知らないとは言えません。
今は子育てが先です
その後来るようだったら流れとして家族の一員になる事を
僕らも考えなくてはいけないですね。
その内、子猫を引き連れて来るようになるかも知れないし
産み落とされた環境で、そっちが居心地よければ来なくなるでしょう
淘汰で生き残った子猫を連れて来た時は
その時点でどうにかします。
知らないとは言えない
頼って来た場合は追い返せません。
世の中の理解があれば、どこで産んでどこで育てようと自由なはずなんですけどね
不自由の中の幸せを良しとするなら迎え入れましょう。
苦情が来なければ今のまま自然に生きるのがチロさんの最大の幸せです。
出産前のチロさん
出産後
今は育児放棄しない事を祈ります。
自然淘汰は厳しいものです
計算通りの大変さをよく耳にしますが
比率から行くと人の数の方が断然多い
外で生き残るチャンスは凄く少ないと思われます。
四兄弟のおかあさんも4年で20匹くらいは産んだはずですが
生き残っているのは4匹だけです
世の中が言う流れの通りになったら、猫さんはすぐ絶滅危惧種になってしまう
野生の猫が本当の姿である事を忘れないで欲しい。
頭の固い人は猫虐で無残に殺す輩に拍手でもしなさい。
僕らはとてもそうならない。
牛、豚、鳥類、魚類は人の口のため虐待されていますが
それは呼び名が違うから、きっと焼き肉食べながら
笑えるのです。
