子供が小さい頃、毎年お盆に海水浴に行っていました。
2014年を最後にそれも途絶えてしまいました。
子供が大きくなるにつれ、家族全員でと言う構図もなくなり
自然と行かなくなりました。
僕自身海水浴場と言う人の賑わう場所は性格的にも合わなくて
長男が一度溺れた事があるのですが、たまたまその直後に
僕の父が偶然にも探しだし難を逃れた時から、海水浴場は
行かなくなったのです。
沢山人の居る場所では目も届きにくく溺れても
気付かないと言う事もあるんですね。
そこでは海とは別にプールもあったのですが、長男が見当たらなく
家族全員で海を探し回っていたのです。
長男はプールで溺れかけて頭だけ出ているのを僕の父が発見しました。
沢山の人が居てもそれに気づいてなかったのです。
この時から誰もいない海での家族の海水浴や安全な川へと変わりました。
僕の行く海は魚釣りで見つけた誰もいない海でした。
公共の乗り物では行けない場所です。
バスも通らない山道の途中にある海、そして車を一台止めると
もう後は止め場所もないと言うことから
本当に貸し切り状態の浜辺なのです。
人ごみに紛れて子供を探す事もなく、一目でどこにいるかわかる
そんな最高の海でした。
近くに民家なども無い事から静かでとても素敵なところでした。
その代わり朝は暗い内に出かけ、早朝に海へ到着し、泳げるような
時間までは魚釣りを楽しみ、日が高くなってから泳ぐんですね。
こんな海でした。
これだけ広い浜辺が独占出来るのも趣味の魚釣りのおかげかも知れません。
もう子供も大きくなり、趣味の魚釣りも、たまに近くに行くくらいなので
この海に訪れる事も無いかも知れないですね。
行かなくなって、もう五年目になるんだな‥‥。
車一台しか止めるスペースが無いので、僕らが行かなくなって
誰かが独り占めにして、誰もいない海を満喫しているかも知れないですね。