猫さんロードと裏猫日記

猫を通じて生き方を学んだり

猫さんロードから学ぶ事

単に猫と捉えてしまうと誤解が生まれるけれど、その背景は

生きる事の意味がそこにあるんですね、たまたまその対象が猫なわけで

一番接しやすい生き物だと言う事です。

蛇やカエルだっていいのですが、日々同じ蛇やカエルに会えるわけではないし

個体の識別も難しいから直観的なものが感じにくいだけです。

 

今の時期だと色々な生き物が動き回り、猫さん達も蚊やムカデなど

いつも身近に居るだろうし、子猫にとってはイタチや外敵などにも

遭遇し生きる事は大変な事だと思います。

 

こう言う野生の生き物と接していると「生きる事の意味」を考えさされるし

考えざるを得ないようになります。

雨の日、嵐の日、風の日、雪の日、春夏秋冬をありのまま受けている

野生の生き物は僕から見ると「完全燃焼」の一生のように見えます。

自然の驚異も病気もそのまま受け入れ今日を生きる素晴らしさ

過酷ではあるけれど本当の生き方を学ぶ事が出来ます。

 

僕らは自然の驚異や病気等、人間としての対処をしているけれど

きっと不完全燃焼の生き方を選んでいるような気がします。

自然では当たり前の事象が人間にとっては大変な事であり

知識に委ね恐れおののきながら、生き方さえ変えられてしまうようです。

 

血圧が高いと言われると当たり前のように薬や食事療法

それに肖った輩が金の為変に動き出してね

人生を別なものに塗り替えてしまう。

 

不完全燃焼を選んだ生き方になっているようです

と言うか、その生き方を多くの人が余儀なくされていると言った方が

良いかも知れません。

 

猫さんロードで学ぶのは完全燃焼です。

不完全燃焼で10年生きるよりは

完全燃焼の3年の方が生きた意味に繋がり

生きる事とは何なのかを、いつも与えてくれると言う事です。

 

長寿も喜ばしいかも知れませんが

不完全なままの長寿は悲しい事かも知れません。

野生の動物は不完全になった時が終わりです。

野生動物は車椅子もありません、それが必要になった時が

命の終わり。

ベッドで沢山の管を通す事もありません。

それが必要な時、命の必要は無くなるのです。

 

完全燃焼とは長く生きる事では無く

自然の流れの中で自然に決まる命の事だと思います。

 

僕は日々それを感じながら生活しています。

自分の終わる日を人の手で操作される事は拒むと思います。

そのためにも一生懸命の一日を過ごしたいと思います。

一秒でも楽しい時間を過ごして行こうと思う。

辛い事も苦しい事も楽しい時間の一部だと考える事にしています。

猫さんロードの猫さんは素晴らし生き方を教えてくれます。